川口市（埼玉県）の不動産買取
不動産相場・査定はオープンハウス

埼玉県川口市のマンションや戸建てなどの不動産の相場や取引傾向、不動産の査定や買取をどこに依頼すればいいかをご紹介します。

実際に売る際の流れ、不動産会社に直接買取を依頼するメリットについてもまとめました。

川口市の不動産の価格相場・売買傾向

埼玉県川口市の不動産取引に関するデータを、国土交通省が公開している「土地総合情報システム」から過去5年分を集計しました。「土地総合情報システム」は、不動産取引をした人に対してアンケートを行い、回答データを取引事例として公開しています。

川口市の中古マンションの売買取引相場

2020年、川口市で行われた中古マンションの売買取引数は467件でした。平均取引相場は2,358万300円、平均平米数は54㎡、平米単価は43万5,515円です。

川口市中古マンション売買取引データ

取引年次	平均売却価格	平均坪数	平均坪単価
2020年	2,358万300円	54㎡	43万5,515円
2019年	2,238万7,252円	56㎡	39万9,025円
2018年	2,199万3,316円	67㎡	37万9,987円
2017年	2,324万3,468円	57㎡	40万799円
2016年	2,053万3,069円	56㎡	36万7,051円

2020年、川口市内で最も中古マンションの売買取引が行われたのは並木地域で、56件でした。

並木地域は、JR京浜東北・根岸線「西川口」駅が最寄り駅です。アリオ川口が駅前にあり、ララガーデンも近いのでショッピングに便利です。噴水広場や遊具がある青木町平和公園やスパ施設、川口市立中央図書館（キュポ・ラ）もあるので、休日の余暇をゆっくりと過ごせる地域です。一方で、駅に近いということもあり、にぎやかな雰囲気もあわせもっているエリアです。

川口市で取引された中古マンションの平均平米単価の推移を過去5年分見てみましょう。

2020年が平均平米単価43.5万円と、過去5年で最も高いことがわかります。

川口市の戸建ての売買取引相場

2020年、川口市で行われた戸建ての売買取引数は571件でした。平均取引相場は3,330万534円、平均坪数は30.9坪、平均坪単価は122万6,172円です。

川口市戸建て売買取引データ

取引年次	平均売却価格	平均坪数	平均坪単価
2020年	3,330万534円	30.9坪	122万6,172円
2019年	3,140万692円	30.5坪	102万8,721円
2018年	3,082万8,475円	30.1坪	102万2,962円
2017年	3,013万7,074円	31.9坪	94万3,603円
2016年	3,091万1,737円	32.7坪	101万426円

2020年、川口市の戸建て売買取引が最も多かったのは朝日地域で、34件でした。

朝日地域は、埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線「南鳩ヶ谷」駅が最寄り駅です。駅周辺にはスーパーやコンビニ、薬局などの商業施設があり、生活に便利です。小学校などの教育機関もあるので、ファミリー層にも人気があります。朝日地域内には、朝日中央公園や川口朝日郵便局などの施設があります。閑静な住宅街で、過ごしやすい場所です。

川口市で取引された戸建ての平均坪単価の推移を過去5年分見てみましょう。

2020年、川口市の戸建て平均坪単価は122万6,172円。価格は3年連続で上昇傾向にあります。

川口市の土地の売買取引相場

2020年、川口市で行われた土地の売買取引数は245件でした。平均取引相場は9,154万408円、平均坪数は54.4坪、平均坪単価は72万4,865円です。

川口市土地売買取引データ

取引年次	平均売却価格	平均坪数	平均坪単価
2020年	9,154万408円	54.4坪	72万4,865円
2019年	4,714万9,778円	64.8坪	67万4,351円
2018年	4,630万9,477円	70.5坪	64万1,069円
2017年	4,043万6,637円	61.0坪	62万3,652円
2016年	4,922万6,688円	49.8坪	61万1,309円

2020年、川口市の土地売買取引が最も多かったのは大字東本郷地域で、11件でした。

最寄り駅は、日暮里舎人ライナー「見沼代親水公園」駅ですが、市外への通勤や通学の場合は、JR京浜東北線「川口」駅か東武鉄道スカイツリーライン「草加」駅を利用するのが便利です。閑静な住宅街が広がり、過ごしやすさがある地域です。新郷図書館や新郷スポーツセンター、病院・整骨院などの施設も地域内にあります。

川口市で取引された土地の平均坪単価の推移を過去5年分見てみましょう。

2020年、川口市の土地の平均坪単価は72万4,865円でした。こちらも過去5年で最も高いことがわかります。

川口市はファミリー層に優しいものづくりの街

埼玉県川口市は、県の南東部にあります。北部はさいたま市、南部は東京都足立区と北区に隣接しています。市の南側を荒川が流れ、ほぼ中央に芝川、東端には綾瀬川が流れている低地と台地で形成される地形です。江戸時代より鋳物や植木などの産業が栄えた歴史があり「ものづくりのまち」として知られます。

かつては、鋳物をつくる際に利用する溶銑炉「キューポラ」が川口市のシンボルでした。映画「キューポラのある街」や「耳をすませば」のほか、テレビドラマ「グランメゾン東京」のロケ地にもなっています。

また、植木や苗木の栽培の産地として、全国的にも有名です。1657年に起きた江戸大火の発生を機に、焼野原となった江戸へ植木や草花を供給したことから発展を遂げました。現在も市内には「川口市立グリーンセンター」や「埼玉県花と緑の振興センター」などの施設があり、「都市農業サミット」を開催するなど植木の街として定着しています。

川口市内の産業を長い間支えていた鋳物工場は、1970年代のオイルショックの影響を受けて移転や廃業を迫られました。跡地はマンションの開発が行われたことにより、住宅都市化が進みました。水田や畑であった場所は住宅地に商店街・郊外型の大規模店舗が代わりに建てられました。

そうした背景からベットタウン化が進み、鉄道網も発展しています。荒川を挟んで東京都内と隣接していることもあり、交通アクセスが便利です。市域の西部をJR京浜東北線が走り、市の中央部には埼玉高速鉄道線、JR武蔵野線が北端を走るという構図が市内の交通網です。

また、道路網として首都高速道路と東京外環自動車道があり、市の北部の川口JCTで接続しています。

川口市は、都心部に限らず千葉・神奈川方面への通勤・通学にも優れた街です。住宅地としても人気があり、各線沿線の駅周辺は高層住宅も建ち並んでいるのも川口市の特徴です。川口駅周辺は、大規模な商業施設や高層住宅などが建ち並び、公共施設も密集して中心部としての機能をはたしています。

児童手当の支給や医療費の助成のほか、赤ちゃんにっこり応援金があるなど、川口市独自の子育てサポートもあることから、ファミリー層にも好評です。

子育て世代などさまざまな世代にとってもやさしい街です。

川口市の不動産を売却する方法

川口市の不動産を売却する方法には、大きく分けて、「買取」と「仲介」があります。

・不動産買取
不動産会社に直接不動産を買い取ってもらう方法です。不動産を素早くお金に変えたいときに最適な方法で、オープンハウスの不動産買取サービスを利用すれば最短48時間で不動産を現金化できます。

・不動産仲介
不動産業者に依頼して、不動産を買ってくれる人を探す方法です。自分で売却価格を設定できるというメリットがありますが、契約成立時に仲介手数料を取られる上、必ず売却できる保証は無く、売却できるまでに時間がかかることがあります。

川口市で不動産買取を利用するメリット・デメリット

不動産買取のメリット

（1）買い手を探す必要が無い
（2）仲介手数料が発生しない
（3）売却から現金化までが早い
（4）形がいびつな土地や、狭小地でも買取が可能
（5）室内の状況を気にせず売れる
（6）契約不適合責任（旧：瑕疵担保責任※）から解放される

（※）瑕疵担保責任とは、マンションや戸建て住宅などを売却した後、一定の期間に欠陥が見つかった場合、売った側が保証しなければならないという義務です。仲介の場合、売った個人が責任を取らなくてはなりませんが、買取であれば、不動産会社が買った時点で個人の瑕疵担保責任は消滅しますので、後になって責任追及される心配はありません。

不動産買取のデメリット

仲介で売却する場合に比べて安い価格（目安としては70～80％程度）になる可能性があります。