川崎市川崎区のマンションや戸建てなどの不動産の相場や取引傾向、不動産の査定や買取をどこに依頼すればいいかをご紹介します。
実際に売る際の流れ、不動産会社に直接買取を依頼するメリットについてもまとめました。
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川崎市川崎区の不動産の価格相場・売買傾向
川崎市川崎区の不動産取引に関するデータを、国土交通省が公開している「土地総合情報システム」から過去5年分を集計しました。「土地総合情報システム」は、不動産取引をした人に対してアンケートを行い、回答データを取引事例として公開しています。
川崎市川崎区の中古マンションの売買取引相場
2019年、川崎市川崎区で行われた中古マンションの売買取引数は227件でした。平均取引相場は2,437万5,221円・平均平米数は43㎡、平米単価は64万1,293円です。
川崎市川崎区中古マンション売買取引データ
取引年次 | 平均売却 価格 |
平均平米 | 平均平米 単価 |
2019年 | 2,437万5,221円 | 43 m2 | 64万1,293円 |
2018年 | 2,936万5,759円 | 52 m2 | 60万8,535円 |
2017年 | 2,392万3,308円 | 47 m2 | 60万154円 |
2016年 | 2,203万9,194円 | 42 m2 | 63万613円 |
2015年 | 2,031万4,957円 | 47 m2 | 45万8,879円 |
2019年、川崎市川崎区内で最も中古マンションの売買取引が行われたのは、日進町地域で27件でした。
日進町地域は、「川崎駅」と京急線「八丁綴駅」の中間に位置し、商業ビルと賃貸マンションが林立するエリアです。
川崎駅至近であることから、さまざまな面での利便性に優れています。
通勤など利便性最重視の単身世帯やカップルの生活にも適した環境です。
川崎区全体で取引された中古マンションの平均平米単価の推移を見てみましょう。
- 2019年 64.1万円
- 2018年 60.9万円
- 2017年 60.2万円
- 2016年 63.6万円
- 2015年 45.9万円
川崎市川崎区の戸建ての売買取引相場
2019年、川崎市川崎区で行われた戸建ての売買取引数は114件でした。平均取引相場は2,437万5,221円・平均平米数は43㎡、平米単価は64万1,293円です。
川崎市川崎区戸建て売買取引データ
取引年次 | 平均売却 価格 |
平均平米 | 平均平米 単価 |
2019年 | 7,112万3,894円 | 113 m2 | 61万3,550 |
2018年 | 7,759万7,484円 | 120 m2 | 54万3,877円 |
2017年 | 7,502万6,061円 | 117 m2 | 38万6,111円 |
2016年 | 1億212万8,191円 | 153 m2 | 37万6,730円 |
2015年 | 7,725万8,791円 | 124 m2 | 49万1,155円 |
2019年、川崎市川崎区内で最も戸建ての売買取引が行われたのは、小田地域で12件でした。
小田地域は川崎区内の内陸部から臨海部へ続くJ R南部線支線「小田栄駅」を最寄り駅とするエリアです。
駅周辺は目立った商業施設はなく、乗降者数も一日あたり3,500人と少ない駅です。
しかし、品川駅まで30分、東京駅まで40分と交通利便性は悪くはありません。
さらに、近年では「イトーヨーカドー川崎店」や「コーナン川崎小田栄モール」といった大型商業施設もオープンしており、今後は住宅需要の増加に期待が持てるエリアと言えるでしょう。
川崎区全体で取引された戸建ての平均平米単価の推移を見てみましょう。
- 2019年 61.4万円
- 2018年 54.4万円
- 2017年 38.6万円
- 2016年 37.7万円
- 2015年 49.1万円
川崎市川崎区の土地の売買取引相場
2019年、川崎市川崎区で行われた土地の売買取引数は54件でした。平均取引相場は6,297万8,889円・平均平米数は176㎡、平米単価は32万7,019円です。
川崎市川崎区土地売買取引データ
取引年次 | 平均売却 価格 |
平均平米 | 平均平米 単価 |
2019年 | 6,297万8,889円 | 176 m2 | 32万7,019円 |
2018年 | 9,281万4,063円 | 188 m2 | 43万4,125円 |
2017年 | 5,967万8,082円 | 154 m2 | 39万2,274円 |
2016年 | 5,977万2,727円 | 166 m2 | 29万4,982円 |
2015年 | 7,242万6,506円 | 217 m2 | 28万9,349円 |
2019年、川崎市川崎区内で最も土地の売買取引が行われたのは、浜町地域で6件でした。
浜町地域は、J R南武線支線およびJ R鶴見線「浜川崎駅」を最寄り駅とし、地域南側は臨海部として工業地帯が広がっています。
臨海部ということもあり、地勢は平坦で住宅密集度も低く、またロードサイド型の商業施設も充実しています。工業地域近接であることから、賃貸相場は他エリアと比べると安価となっています。
川崎区で取引された土地の平均平米単価の推移を見てみましょう。
- 2019年 32.7万円
- 2018年 43.4万円
- 2017年 39.2万円
- 2016年 29.5万円
- 2015年 28.9万円
都心や羽田空港へアクセスしやすい川崎区
川崎市川崎区の人口は23万4,032人です(2020年3月1日現在)。
川崎区は、川崎市の最東部に位置しており、京浜工業地帯の一部として栄え、古くから日本産業を支えてきた歴史のある地域です。
交通面ではJR線と京急線のターミナル駅である「川崎駅」があり、東京都心に加えて、羽田空港へのアクセスも抜群に良い立地となっています。
そのため、近年ではインバウンド需要の急速な高まりを受けて、ホテル開発も積極的に行われてきました。
かつては労働者の街だった川崎区ですが、近年は再開発などによりイメージも変わりつつあり、交通と商業の利便性を求めるさまざまな世代からの人気が高まっています。
川崎市川崎区の不動産を売却する方法
川崎市川崎区の不動産を売却する方法には、大きく分けて、「買取」と「仲介」があります。
・不動産買取
不動産会社に直接不動産を買い取ってもらう方法です。不動産を素早くお金に変えたいときに最適な方法で、オープンハウスの不動産買取サービスを利用すれば最短48時間で不動産を現金化できます。
・不動産仲介
不動産業者に依頼して、不動産を買ってくれる人を探す方法です。自分で売却価格を設定できるというメリットがありますが、契約成立時に仲介手数料を取られる上、必ず売却できる保証は無く、売却できるまでに時間がかかることがあります。
川崎市川崎区で不動産買取を利用するメリット・デメリット
不動産買取のメリット
(1)買い手を探す必要が無い
(2)仲介手数料が発生しない
(3)売却から現金化までが早い
(4)形がいびつな土地や、狭小地でも買取が可能
(5)室内の状況を気にせず売れる
(6)契約不適合責任(旧:瑕疵担保責任※)から解放される
(※)契約不適合責任とは、マンションや戸建て住宅などを売却した後、一定の期間に欠陥が見つかった場合、売った側が保証しなければならないという義務です。仲介の場合、売った個人が責任を取らなくてはなりませんが、買取であれば、不動産会社が買った時点で個人の瑕疵担保責任は消滅しますので、後になって責任追及される心配はありません。
不動産買取のデメリット
仲介で売却する場合に比べて安い価格(目安としては70~80%程度)になる可能性があります。
川崎市川崎区の不動産買取ならオープンハウス
オープンハウスは、売れなくて困っている土地、いびつな土地や古い建物が建ったままの土地でも、積極的に買い取ります。
電話やネットからお問い合わせいただければ、経験を積んだ専門のスタッフが買い取り価格を素早く算出し、24時間以内にお知らせします。価格に納得頂ければ最短48時間で現金化も可能です。
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