川崎市高津区のマンションや戸建てなどの不動産の相場や取引傾向、不動産の査定や買取をどこに依頼すればいいかをご紹介します。
実際に売る際の流れ、不動産会社に直接買取を依頼するメリットについてもまとめました。
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川崎市高津区の不動産の価格相場・売買傾向
川崎市高津区の不動産取引に関するデータを、国土交通省が公開している「土地総合情報システム」から過去5年分を集計しました。「土地総合情報システム」は、不動産取引をした人に対してアンケートを行い、回答データを取引事例として公開しています。
川崎市高津区の中古マンションの売買取引相場
2019年、川崎市高津区で行われた中古マンションの売買取引数は187件でした。平均取引相場は3,260万5,914円・平均平米数は57㎡、平米単価は61万0,424円です。
川崎市高津区中古マンション売買取引データ
取引年次 | 平均売却 価格 |
平均平米 | 平均平米 単価 |
2019年 | 3,260万5,914円 | 57 m2 | 61万424円 |
2018年 | 3,052万4,490円 | 56 m2 | 60万487円 |
2017年 | 3,187万3,267円 | 60 m2 | 56万7,032円 |
2016年 | 2,973万1,414円 | 57 m2 | 54万6,652円 |
2015年 | 2,893万8,235円 | 58 m2 | 51万5,479円 |
2019年、川崎市高津区内で最も中古マンションの売買取引が行われたのは、末長地域で32件でした。
区内南側に位置する末永地域は、地域東側がJ R南武線に面する低地エリア、西側が東急田園都市線に面する丘陵エリアとなっており、それぞれに特徴が異なります。
東側には富士通ゼネラルをはじめとする企業の事業所が複数点在しており、マンションやアパートなどの集合住宅も目立つエリアです。
一方、西側は丘陵地帯であるため山坂が多く起伏のある地形となっていますが、公園や保存緑地が多いため、住環境の良さを求めるファミリー層に人気があります。
川崎市高津区で取引された中古マンション平均平米単価の推移を見てみましょう。
- 2019年 61万円
- 2018年 60万円
- 2017年 56.7万円
- 2016年 54.7万円
- 2015年 51.5万円
川崎市高津区の戸建ての売買取引相場
2019年、川崎市高津区で行われた戸建ての売買取引数は123件でした。平均取引相場は5,444万8,361円・平均平米数は139㎡、平米単価は51万5,163円です。
川崎市高津区戸建て売買取引データ
取引年次 | 平均売却 価格 |
平均平米 | 平均平米 単価 |
2019年 | 5,444万8,361円 | 139 m2 | 51万5,163円 |
2018年 | 7,456万5,714円 | 136 m2 | 58万5,788円 |
2017年 | 8,381万6,763円 | 161 m2 | 53万5,848円 |
2016年 | 5,768万2,432円 | 138 m2 | 52万423円 |
2015年 | 6,504万5,128円 | 146 m2 | 47万7,220円 |
2019年、川崎市高津区内で最も戸建ての売買取引が行われたのは、下作延地域で18件でした。
下作延地域は、武蔵溝ノ口駅・溝の口駅の西側からJR南武線の線路に沿うように広がっており、駅へのアクセスに優れる点が特徴です。
最寄り駅は武蔵溝ノ口駅・溝の口駅の他、東急田園都市線「梶ヶ谷駅」とJR南武線「津田山駅」、区外ではありますが「久地駅」や「宮崎台駅」も利用可能です。
近接する駅が多く、地域全域がいずれかの駅の徒歩圏内となっているため、ファミリー・単身者を問わず、特に駅との距離を重視する層に人気があります。
川崎市高津区で取引された戸建ての平均平米単価の推移を見てみましょう。
- 2019年 51.5万円
- 2018年 58.6万円
- 2017年 53.6万円
- 2016年 52万円
- 2015年 47.7万円
川崎市高津区の土地の売買取引相場
2019年、川崎市高津区で行われた土地の売買取引数は46件でした。平均取引相場は6,386万8,889円・平均平米数は210㎡、平米単価は37万8,662円です。
川崎市高津区土地売買取引データ
取引年次 | 平均売却 価格 |
平均平米 | 平均平米 単価 |
2019年 | 6,386万8,889円 | 210 m2 | 37万8,662円 |
2018年 | 5,948万1,481円 | 238 m2 | 39万8,963円 |
2017年 | 6,644万8,529円 | 168 m2 | 39万2,485円 |
2016年 | 8,241万7,647円 | 175 m2 | 36万8,725円 |
2015年 | 4,858万8,889円 | 207 m2 | 29万9,426円 |
2019年、川崎市高津区内で最も土地の売買取引が行われたのは、溝口地域で11件でした。
溝口地域は、武蔵溝ノ口駅・溝の口駅と多摩川の中間に位置しており、河川沿いのため地勢は平坦となっています。
また地域中心部に国道246号線が通っており、鉄道のみならず自動車での交通便にも優れています。
さらに、東急田園都市線を使えば渋谷駅から半蔵門線に乗り換えられ、東京・大手町方面へのアクセスも良好です。
不動産価格としては、多摩川沿いに近接する二子玉川や武蔵小杉と比較すると割安となっているため、交通利便性・商業利便性を重視しつつ価格志向の強い層に人気のエリアです。
川崎市高津区で取引された土地の平均平米単価の推移を見てみましょう。
- 2019年 37.9万円
- 2018年 39.9万円
- 2017年 39.2万円
- 2016年 36.9万円
- 2015年 29.9万円
溝の口を中心に積極的な開発が進む川崎市高津区
川崎市高津区の人口は23万4,265人です(2020年5月1日現在)。
高津区は川崎市の北側に存しており、主に商業施設が集積する「高津地区」と自然に富んだ「橘地区」の2地区に分けられます。
地域北側には多摩川が流れ、対岸は世田谷区です。
また、地域南側と西側は丘陵地帯となっているため、工業色が強い川崎市湾岸部とは異なり、マンションよりも一戸建てのエリア割合が高いことも特徴です。
交通では、J R南武線「武蔵溝ノ口駅」と東急田園都市線および東急大井町「溝の口駅」が区内中心部に位置しています。
武蔵溝ノ口駅および溝の口駅は、近年駅周辺開発が積極的に行われたため、商業における利便性が格段に向上しました。
川崎市高津区の不動産を売却する方法
川崎市高津区の不動産を売却する方法には、大きく分けて、「買取」と「仲介」があります。
・不動産買取
不動産会社に直接不動産を買い取ってもらう方法です。不動産を素早くお金に変えたいときに最適な方法で、オープンハウスの不動産買取サービスを利用すれば最短48時間で不動産を現金化できます。
・不動産仲介
不動産業者に依頼して、不動産を買ってくれる人を探す方法です。自分で売却価格を設定できるというメリットがありますが、契約成立時に仲介手数料を取られる上、必ず売却できる保証は無く、売却できるまでに時間がかかることがあります。
川崎市高津区で不動産買取を利用するメリット・デメリット
不動産買取のメリット
(1)買い手を探す必要が無い
(2)仲介手数料が発生しない
(3)売却から現金化までが早い
(4)形がいびつな土地や、狭小地でも買取が可能
(5)室内の状況を気にせず売れる
(6)契約不適合責任(旧:瑕疵担保責任※)から解放される
(※)契約不適合責任とは、マンションや戸建て住宅などを売却した後、一定の期間に欠陥が見つかった場合、売った側が保証しなければならないという義務です。仲介の場合、売った個人が責任を取らなくてはなりませんが、買取であれば、不動産会社が買った時点で個人の瑕疵担保責任は消滅しますので、後になって責任追及される心配はありません。
不動産買取のデメリット
仲介で売却する場合に比べて安い価格(目安としては70~80%程度)になる可能性があります。
川崎市高津区の不動産買取ならオープンハウス
オープンハウスは、売れなくて困っている土地、いびつな土地や古い建物が建ったままの土地でも、積極的に買い取ります。
電話やネットからお問い合わせいただければ、経験を積んだ専門のスタッフが買い取り価格を素早く算出し、24時間以内にお知らせします。価格に納得頂ければ最短48時間で現金化も可能です。
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