公開日:2021年02月18日 更新日:2026年01月06日
千代田区で不動産を売却したい人へ|相場・税金・手続きの流れを解説

千代田区で不動産を売却したい人へ|相場・税金・手続きの流れを解説

千代田区で不動産を売却しようと考えているものの、「どのくらいで売れるのか」「どんな手続きが必要か」といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。この記事では、千代田区の不動産売却に関する相場や基本的な流れ、税金や売却方法の違いまで、初めての方でも分かりやすく解説します。

オープンハウスの買取事例

千代田区の不動産売却相場

不動産を売却する際、まず気になるのが現在の相場です。千代田区はエリアや物件種別によって価格差が大きいため、マンション・戸建て・土地の種別ごとに傾向を把握しておくことが重要です。
ここでは、国土交通省の「不動産情報ライブラリ」に掲載されている取引データをもとに、千代田区の不動産の取引相場をご紹介します。

マンションの取引相場

取引年次平均売却価格平均平米数(㎡)平均平米単価
2024年9,153万円47㎡194万円
2023年8,174万円48㎡170万円
2022年7,383万円46㎡158万円
2021年7,278万円47㎡155万円
2020年5,557万円38㎡146万円

千代田区の中古マンション相場は、近年顕著な上昇傾向にあります。2024年には、千代田区で行われた中古マンションの売買取引数は481件でした。平均売却価格は約9,153万円、平均平米数は約47㎡、平均平米単価は約194万円です。

過去5年間で比較すると、2020年の平均売却価格が約5,557万円、平均平米単価が約146万円であったのに対し、2024年にはそれぞれ約9,153万円、約194万円と大幅に上昇しています。特に2020年以降は単価の伸びが著しく、千代田区の不動産市場の活況を物語っています。都心の一等地である千代田区は、交通利便性やブランド力から常に高い需要があり、築年数や広さに関わらず高値で取引される傾向が強まっています。

また、2024年に千代田区内で中古マンションの売買取引が最も多く行われたのは、東神田エリアで38件でした。東神田は、オフィス街と住宅街が融合した地域で、交通アクセスも良く、生活利便性の高さが評価されています。

戸建ての取引相場

取引年次平均売却価格平均平米数(㎡)平均平米単価
2024年12億5,730万円163㎡770万円
2023年9億4,877万円168㎡564万円
2022年8億6,532万円153㎡563万円
2021年6億9,810万円157㎡445万円
2020年7億6,417万円138㎡553万円

千代田区における戸建て住宅の平均売却価格は、2024年時点で約12億5,730万円と非常に高額で、1㎡あたりの単価は約770万円となっています。取引件数は年間40件とマンションに比べて少ないものの、その希少性と立地から高価格帯での取引が中心です。

過去のデータを見ると、2020年頃は平均売却価格が約7億6,417万円、1㎡あたりの単価が約553万円でしたが、2024年には大幅に上昇しており、特に2023年・2024年には高水準を維持しています。平均面積は年によって差があるものの、概ね130㎡台後半から160㎡台が多く、都心でありながらゆとりある敷地を持つ物件が取引されています。千代田区の戸建ては供給が限られているため、市場に出れば高い注目を集め、条件が整えば相場を上回る価格での売却も期待できます。

2024年に戸建ての取引が最も多かったのは外神田エリアで10件でした。外神田は秋葉原に近く、商業施設や文化施設が充実しており、利便性の高い住環境が魅力です。

土地の取引相場

取引年次平均売却価格平均平米数(㎡)平均平米単価
2024年7億2,400万円134㎡538万円
2023年4億9,662万円91㎡545万円
2022年3億6,622万円106㎡346万円
2021年2億2,881万円70㎡326万円
2020年2億9,719万円94㎡315万円

千代田区の土地価格は、年によって変動が大きいものの、近年は高騰傾向にあります。2024年の平均売却価格は約7億2,400万円、平均平米単価は約538万円でした。取引件数は年間9件と非常に少なく、希少性の高さがうかがえます。

2020年の平均平米単価が約315万円であったのに対し、2024年には約538万円と大幅に上昇しています。特に2023年には平均平米単価が約545万円と高水準を記録しました。平均面積も年ごとに差があり、2024年は134㎡と比較的広めの区画が取引されています。千代田区の土地は、その立地から商業利用や再開発の需要も高く、価格に影響を与える要因として、エリアごとの利便性や用途地域の違いが挙げられます。

2024年に土地の取引が最も多かったのは神田佐久間町エリアで2件でした。神田佐久間町はオフィス街に近く、交通の便も良いため、ビジネス拠点としての需要も高い地域です。

千代田区で不動産を売るとき、まず知っておきたい基本知識

千代田区で不動産を売却する際には、地域の特性や人口動向といった基礎的な情報を把握しておくことが重要です。千代田区は全国的にも特殊なエリアであり、不動産の需要や価格に大きな特徴があります。

売却のタイミングや方針を考えるうえで、こうした背景を理解しておくと、より納得のいく取引につながります。

千代田区とはどんな場所?

千代田区は、日本の政治・経済の中心地であり、皇居や国会議事堂、最高裁判所、各省庁、大手企業のオフィスビルが集中しています。東京駅や大手町、丸の内といった主要なビジネス街を擁し、交通の便は極めて良好です。都心でありながら、日比谷公園や皇居外苑といった広大な緑地も存在し、都市機能と自然が調和した独特の環境を持っています。

千代田区の人口

千代田区の人口は、2025年度の予測で68,619人と、東京都の区の中では最も少ない水準にあります。これは、区の大部分がオフィス街や公共施設で占められているためです。しかし、近年は都心回帰の流れや再開発によって、居住人口は増加傾向にあります。

特に、高層マンションの建設や職住近接のライフスタイルを求める層の流入により、人口は緩やかに増加しています。ただし、他の区と比較すると人口規模は小さく、高齢化の進行や出生数の減少といった全国的な傾向も影響を与えています。それでも、千代田区の不動産は、その希少性とブランド力から、安定した需要を維持しています。

千代田区の不動産を売却する方法

千代田区で不動産を売却するには、大きく分けて「買取」と「仲介」の2つの方法があります。それぞれにメリット・デメリットがあり、物件の種類や売却の目的によって適した選択肢が異なります
ここでは、千代田区の不動産売却における代表的な2つの方法について、その特徴を分かりやすく整理します。

買取業者に買取を依頼する

買取業者への売却は、スピーディーに現金化したい方に適した方法です。仲介売却と比べ、一般的に売却価格は低くなりますが、確実性と迅速さが魅力です。特に、築年数が古い物件や、修繕が必要な状態の不動産でも、そのままの状態で買い取ってもらえるメリットがあります。
また、内覧対応や値下げ交渉などの煩わしさがなく、プライバシーを守りながら取引できる点も大きな利点と言えるでしょう。

仲介業者を通じて売却する

仲介とは、不動産会社に売却を依頼し、一般の買主を探してもらう方法です。千代田区ではエリアや物件タイプによって需要があるため、条件が整えば相場よりも高値で売却できる可能性もあります。ただし、買主が見つかるまでの期間は不確定で、数ヶ月から半年以上かかることもあります。
また、内覧対応や価格交渉など、売主側にも一定の手間がかかったり、仲介手数料が発生する点には注意が必要です。

千代田区の不動産を売却するときの流れを確認

不動産を売却する際には、準備から契約引き渡し、そして税務手続きまで、段階的な流れを把握しておくことが大切です。特に千代田区のようにエリアごとで市場動向が異なる地域では、各ステップで判断が必要になる場面も少なくありません。
ここでは、千代田区の不動産売却をスムーズに進めるための一般的な流れを7つのステップに分けて紹介します。

Step1:査定を依頼して価格帯を把握する

まずは不動産会社に査定を依頼し、自分の物件がどのくらいの価格で売れるのかを確認します。査定には机上査定と訪問査定があり、複数の会社に依頼すれば相場感がつかみやすくなります。
千代田区内はエリアによって価格差が大きいため、地域の実績が豊富な会社を選ぶことがポイントです。

Step2:売却方法を選択する(仲介 or 買取)

査定結果や希望条件をもとに、「仲介」か「買取」のどちらで売却するかを決めます。時間をかけて高値を狙いたい場合は仲介、早めに現金化したい場合や築年数が古い物件なら買取が向いています。
千代田区は地域によって需要に差があるため、エリア特性も踏まえて判断することが重要です。

Step3:媒介契約を結ぶ(仲介の場合)

仲介で売却を進める場合は、不動産会社と「媒介契約」を結ぶ必要があります。契約には、専属専任・専任・一般の3種類があり、販売活動の範囲や報告義務が異なります。
千代田区では複数の業者に依頼できる一般媒介も利用されていますが、信頼できる1社に絞って専任契約または専属契約を結ぶケースもあります。

Step4:広告や内覧で販売活動を行う(仲介の場合)

媒介契約を結んだ後は、不動産会社による販売活動が始まります。物件情報は不動産ポータルサイトやチラシなどを通じて広く公開され、買主からの問い合わせや内覧希望があれば随時対応します。
内覧では第一印象が重要なため、清掃や室内の整理整頓などの準備をしておくことが大切です。

Step5:契約締結と必要書類の準備

買主が決まったら、売買契約を締結します。契約書には売却価格や引き渡し日、支払い条件などが明記され、双方が合意のうえで署名・押印を行います。このタイミングで手付金の授受も行われます。
本人確認書類などの必要書類をあらかじめそろえておくことがスムーズな手続きにつながります。

Step6:物件の引き渡しと代金の受領

売買契約の内容に沿って、決められた日に残代金の受領と物件の引き渡しを行います。通常は司法書士が立ち会い、所有権移転登記の申請や鍵の受け渡しが行われます。
引き渡し前には、室内の最終確認や水道・電気・ガスの契約解除も済ませておく必要があります。すべてが完了すれば、正式に売却手続きは終了です。

Step7:売却後の確定申告手続きを忘れずに

不動産売却後は確定申告が必要になるケースがほとんどです。売却した年の翌年(2月16日から3月15日まで)に、管轄の税務署で手続きを行います。千代田区には複数の税務署があるため、自分の住所地を管轄する税務署を確認しておきましょう。
申告の際には、売買契約書や諸経費の領収書など、取引に関する書類を保管しておくことが重要です。特に3,000万円の特別控除や居住用財産の軽減特例などを適用する場合は、条件を満たしているか事前に確認し、必要書類を揃えておくことで、スムーズな手続きが可能になります。

売却にかかる主な税金

不動産を売却して利益が出た場合には、いくつかの税金が発生します。税金の金額は売却価格や所有期間、控除の有無によって変動するため、事前に内容を理解しておくことが大切です。
ここでは、売却時に関係する主な税金とその概要について解説します。

譲渡所得税

譲渡所得税は、不動産を売却して得た利益に対して課される税金です。利益は「売却価格−(取得費+譲渡費用)」で計算され、5年を超えて所有していれば長期譲渡所得となり、税率が軽減されます。控除や特例を適用することで、課税対象額を減らすことも可能です。

住民税

譲渡所得が発生した場合、その所得に対して住民税も課税されます。長期譲渡所得の場合は税率5%、短期譲渡所得の場合は9%が基本です。譲渡所得税と同様に、翌年の確定申告時に申告・納付する必要があります。

特別復興所得税

特別復興所得税は、東日本大震災の復興財源として導入されたもので、譲渡所得税の2.1%が加算される形で課税されます。所得税と一緒に申告・納付する仕組みになっており、忘れずに計算に含める必要があります。

印紙税

不動産売買契約書には、契約金額に応じた印紙を貼付する必要があります。たとえば、売買価格が5,000万円超〜1億円以下であれば印紙税額は6万円です。印紙を貼らずに契約すると過怠税が課されるため注意が必要です。

登録免許税 ※一般的には買主が負担

登録免許税は、所有権移転登記を行う際に発生する税金です。通常は買主が負担しますが、売主が相続登記などを事前に行う場合にも課税されることがあります。登記の状況によって異なるため、事前の確認が重要です。

オープンハウスの不動産買取の特徴

オープンハウスでは、千代田区エリアを含む首都圏全域で不動産の直接買取を行っており、スピーディーで手間のかからない売却を希望する方に選ばれています。千代田区での取引実績も豊富で、地域の特性に応じた対応が可能です。

仲介手数料が無料

オープンハウスによる直接買取では、仲介会社を介さないため、仲介手数料は一切かかりません。査定で提示された金額がそのまま手取り額となるため、資金計画も立てやすくなります。仲介会社から提示される査定額は最終的な手取り額とならないことが多いので注意しましょう。

最短48時間以内に現金化が可能

買取成立後は、最短で48時間以内に現金での決済が可能です。買主の住宅ローン審査などを待つ必要がないため、スピードを重視したい方や、急な相続・住み替えに迫られている方にも適した選択肢です。

実際の買取価格を最低24時間以内に提示

オープンハウスでは、査定を依頼してから最短24時間以内に実際の買取価格を提示しています。千代田区の不動産市場動向やエリアごとの特性に詳しいため、物件の条件に即した迅速かつ現実的な価格を提示することができます。そのため、スピード感のある売却判断が可能になります。

片付けやリフォームなしでそのまま売却できる

オープンハウスの買取では、事前の片付けやリフォーム、内覧対応の準備は不要です。現状のまま引き渡せるため、時間や手間をかけずにスムーズな売却が可能です。
相続したものの自宅から遠かったり、事前準備や内覧対応が難しい物件もそのまま買い取ってもらえます。

千代田区の不動産を売却する際のよくある質問

不動産の売却には多くの手続きや専門的な知識が関わるため、初めての方にとっては分からないことや不安も少なくありません。
ここでは、千代田区で不動産を売却しようとする方から寄せられることの多い質問について、分かりやすく回答していきます。

千代田区の不動産はなぜ価値が高いのですか?

千代田区の不動産が高く評価される理由は、その比類ない立地機能性にあります。日本の政治・経済の中心地であり、皇居や国会議事堂、最高裁判所といった国の重要機関が集積しています。また、東京駅や大手町、丸の内といった主要なビジネス街を擁し、交通アクセスは国内外問わず最高レベルです。

このような特性から、千代田区の不動産は高いブランド力を持ち、国内外の富裕層や企業からの需要が常に安定しています。再開発も活発に行われており、資産価値が下がりにくいとされているため、投資対象としても非常に注目されています。都内他区と比較しても高額な取引がされるケースも珍しくありません。

千代田区で不動産を早く売却するにはどうすれば良いですか?

千代田区で不動産を早く売却したい場合は、「直接買取」をおすすめします。仲介売却では買主が見つかるまでに数ヶ月から半年以上かかることもありますが、買取であれば不動産会社が直接買い取るため、スピーディーな現金化が可能です。 特にオープンハウスでは、千代田区の不動産市場に精通しており、最短24時間以内に実際の買取価格を提示し、最短48時間で現金化に対応できます。内覧対応やリフォームの手間も不要なため、急いで売却したい方や、手間をかけずに売却したい方は、直接買取を選択しましょう。

千代田区の不動産売却で税金を抑える方法はありますか?

不動産売却で発生する税金を抑えるためには、いくつかの特例や控除制度を活用することが可能です。代表的なものとしては、居住用財産を売却した場合に適用される「3,000万円の特別控除」や、所有期間が5年を超える場合の「長期譲渡所得の軽減税率」などがあります。

これらの特例は適用条件が細かく定められているため、ご自身の状況で利用できるか事前に確認することが重要です。また、売却にかかった費用(仲介手数料、印紙税など)は譲渡費用として計上できるため、領収書などは保管しておきましょう。

千代田区の不動産売却するために、できることから始めよう

千代田区で不動産を売却するには、相場や税金、手続きの流れをあらかじめ理解しておくことが大切です。そしてもう一つ重要なのが、自分に合った信頼できる不動産会社を見つけることです。
まだ売るかどうか迷っている段階でも、専門家に相談することで選択肢が広がり、納得のいく判断がしやすくなります。まずは査定を依頼するなど、小さな一歩から始めてみましょう。

山田拓弥

記事監修

山田 拓弥

宅地建物取引士 相続診断士

小中高と新潟で過ごし、大学入学と共に上京。大学卒業後は大手アパート建設メーカーに入社、営業職として従事し当時最年少で課長に昇進。
5年間アパートメーカーに勤めた後、2017年オープンハウス・ディベロップメントへ転職、お客様からの不動産買取や売却相談に対応している。税制や相続に関連した相談などへの細かい対応を得意とする不動産買取のスペシャリスト。

小中高と新潟で過ごし、大学入学と共に上京。大学卒業後は大手アパート建設メーカーに入社、営業職として従事し当時最年少で課長に昇進。
5年間アパートメーカーに勤めた後、2017年オープンハウス・ディベロップメントへ転職、お客様からの不動産買取や売却相談に対応している。税制や相続に関連した相談などへの細かい対応を得意とする不動産買取のスペシャリスト。

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