東京都江戸川区のマンションや戸建てなどの不動産の相場や取引傾向、不動産の査定や買取をどこに依頼すればいいかをご紹介します。
実際に売る際の流れ、不動産会社に直接買取を依頼するメリットについてもまとめました。
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江戸川区の不動産の価格相場・売買傾向
東京都江戸川区の不動産取引に関するデータを、国土交通省が公開している「土地総合情報システム」から過去10年分を集計しました。「土地総合情報システム」は、不動産取引をした人に対してアンケートを行い、回答データを取引事例として公開しています。
江戸川区の中古マンションの売買取引相場
2022年、江戸川区で行われた中古マンションの売買取引数は353件でした。平均取引相場は3,721万1,331円、平均の広さは61.2m2、1m2あたりの価格は60万7,708円です。
江戸川区の中古マンション売買取引データ
取引年次 | 平均売却 価格 |
平均の広さ (m2) |
平均m2単価 |
2022年 | 3,721万1,331円 | 61.2m2 | 60万7,708円 |
2021年 | 3,546万3,613円 | 62.2m2 | 56万9,924円 |
2020年 | 3,158万7,661円 | 61.4m2 | 51万4,772円 |
2019年 | 3,140万2,296円 | 62.3m2 | 50万4,289円 |
2018年 | 3,136万5,229円 | 62.4m2 | 50万2,874円 |
2017年 | 3,075万8,677円 | 61.2m2 | 50万2,562円 |
2016年 | 3,266万5,285円 | 64.4m2 | 50万7,396円 |
2015年 | 2,896万5,729円 | 62.3m2 | 46万4,735円 |
2014年 | 2,754万663円 | 63.3m2 | 43万5,405円 |
2013年 | 2,771万9,565円 | 64.4m2 | 43万569円 |
2022年、江戸川区内で最も中古マンションの売買取引が行われたのは、西葛西地域で52件でした。西葛西地域は東京メトロ「西葛西」駅が最寄り駅の地域です。ファミリータイプのマンションが多く、東京都心部で働く世帯のベットタウンになっています。
江戸川区全体でも、中古マンションの価格は上昇傾向です。
下記は過去10年の平均m2単価の推移です。
- 2022年 60.7万円
- 2021年 56.9万円
- 2020年 51.4万円
- 2019年 50.4万円
- 2018年 50.4万円
- 2017年 50.4万円
- 2016年 50.7万円
- 2015年 46.4万円
- 2014年 43.5万円
- 2013年 43.5万円
2013年1m2あたり43万569円だった中古マンションは、2022年で60万7,708円と、10年で40%以上価格が上昇しています。
江戸川区の中古戸建ての売買取引相場
2022年、江戸川区で行われたち中古戸建ての売買取引数は347件でした。平均取引相場は4,736万6,571円、平均の広さは84.8m2、1m2あたりの価格は55万8,579円です。
江戸川区の中古戸建て売買取引データ
取引年次 | 平均売却 価格 |
平均の広さ (m2) |
平均m2単価 |
2022年 | 4,736万6,571円 | 84.8 m2 | 55万8,579円 |
2021年 | 4,458万778円 | 89.0 m2 | 50万946円 |
2020年 | 4,375万2,495円 | 86.1 m2 | 50万8,378円 |
2019年 | 4,096万4,567円 | 88.7 m2 | 46万1,692円 |
2018年 | 4,471万6,535円 | 93.2 m2 | 47万9,780円 |
2017年 | 3,947万4,684円 | 88.5 m2 | 44万6,010円 |
2016年 | 4,020万7,193円 | 91.7 m2 | 43万8,384円 |
2015年 | 3,647万9,437円 | 89.7 m2 | 40万6,696円 |
2014年 | 3,561万9,000円 | 86.9 m2 | 40万9,826円 |
2013年 | 3,649万4,600円 | 87.1 m2 | 41万9,072円 |
2022年、江戸川区の中古戸建て売買取引が最も多かったのは北小岩地域で、32件でした。
北小岩地域は、JR総武本線「小岩」駅や、京成本線「京成小岩」駅・「江戸川」駅・京成金町線「柴又駅」(駅の所在地は葛飾区)など、多くの路線・駅が最寄りになる広域なエリアです。
- 2022年 55.8万円
- 2021年 50.9万円
- 2020年 50.8万円
- 2019年 46.1万円
- 2018年 47.9万円
- 2017年 44.6万円
- 2016年 43.8万円
- 2015年 40.6万円
- 2014年 40.9万円
- 2013年 41.9万円
江戸川区全体の中古戸建てのm2単価を見てみると、2022年の平均m2単価は55万8,579円と、年々増加傾向であることがわかります。
物件を売却するタイミングとしても、高く売れる可能性が十分あり、売りどきであるといえるでしょう。
江戸川区の土地の売買取引相場
2022年、江戸川区で行われた土地の売買取引数は159件でした。平均取引相場は7,196万1,557円、平均の広さは119.5m2、1m2あたりの価格は60万2,106円です。
江戸川区の土地売買取引データ
取引年次 | 平均売却 価格 |
平均の広さ (m2) |
平均m2単価 |
2022年 | 7,196万1,557円 | 119.5 m2 | 60万2,106円 |
2021年 | 5,689万8,295円 | 117.2 m2 | 48万5,375円 |
2020年 | 5,390万4,845円 | 108.9 m2 | 49万5,015円 |
2019年 | 5,645万8,277円 | 115.8 m2 | 48万7,624円 |
2018年 | 5,281万8,182円 | 111.8 m2 | 47万2,639円 |
2017年 | 5,195万4,583円 | 118.7 m2 | 43万7,704円 |
2016年 | 4,864万6,600円 | 121.4 m2 | 40万779円 |
2015年 | 4,233万9,122円 | 103.5 m2 | 40万8,991円 |
2014年 | 4,639万6,882円 | 115.4 m2 | 40万2,088円 |
2013年 | 4,157万2,852円 | 105.7 m2 | 39万3,226円 |
2022年、江戸川区の土地売買取引が最も多かったのは平井地域で、14件でした。
平井地域は、荒川以西のJR総武本線「平井」駅を中心としたエリアで、繁華街や歓楽街から少し離れた落ち着いた街並みが特徴です。また、駅の周辺には病院やスーパーといった施設も多く、日常の生活において困ることはないでしょう。
江戸川区全体の土地価格が上がっているかどうかを、m2単価の推移から見てみましょう。
- 2022年 60.2万円
- 2020年 48.5万円
- 2019年 49.5万円
- 2018年 48.7万円
- 2017年 47.2万円
- 2016年 43.7万円
- 2015年 40.7万円
- 2014年 40.8万円
- 2013年 40.2万円
2022年、江戸川区の土地のm2単価を見てみると、この10年で50%以上、5年でも25%以上上昇しています
江戸川区は子育て世帯が増加している街
江戸川区は、「生活ガイド.com」の「2021年10月【東京都】地域注目度ランキング」で1位に選ばれました。
水とみどりに囲まれた快適な環境であることや、熟年者・子育て施策の充実している点、外国人世帯の転入が増えていることなどが理由となっているようです。
また、ユニバーサルデザインのまちづくりや心のバリアフリーを先導的かつ先進的に取り組んでいる自治体として認定される「先導的共生社会ホストタウン」にも認定されており、様々な人々にとって暮らしやすい街を目指しています。
東京23区内でも東部に位置する江戸川区は、他の区と比べて不動産価格がリーズナブルなため、若い子育て世帯に人気があるようです。また、23区のなかで、最も公園の面積が広いことや、江戸川区が乳児養育手当などの施策にも力を入れていることも、子育てをしやすい環境の後押しになっています。
江戸川区の不動産を売却する方法
江戸川区の不動産を売却する方法には、大きく分けて、「買取」と「仲介」があります。
・不動産買取
不動産会社に直接不動産を買い取ってもらう方法です。不動産を素早くお金に変えたいときに最適な方法で、オープンハウスの不動産買取サービスを利用すれば最短48時間で不動産を現金化できます。・不動産仲介
不動産業者に依頼して、不動産を買ってくれる人を探す方法です。自分で売却価格を設定できるというメリットがありますが、契約成立時に仲介手数料を取られる上、必ず売却できる保証は無く、売却できるまでに時間がかかることがあります。江戸川区で不動産買取を利用するメリット・デメリット
不動産買取のメリット
(1)買い手を探す必要が無い(2)仲介手数料が発生しない
(3)売却から現金化までが早い
(4)形がいびつな土地や、狭小地でも買取が可能
(5)室内の状況を気にせず売れる
(6)契約不適合責任(旧:瑕疵担保責任※)から解放される
(※)瑕疵担保責任とは、マンションや戸建て住宅などを売却した後、一定の期間に欠陥が見つかった場合、売った側が保証しなければならないという義務です。仲介の場合、売った個人が責任を取らなくてはなりませんが、買取であれば、不動産会社が買った時点で個人の瑕疵担保責任は消滅しますので、後になって責任追及される心配はありません。
不動産買取のデメリット
仲介で売却する場合に比べて安い価格(目安としては70~80%程度)になる可能性があります。江戸川区の不動産買取ならオープンハウス
オープンハウスは、売れなくて困っている不動産・土地、いびつな土地や古い建物が建ったままの土地でも、積極的に買い取ります。
電話やネットからお問い合わせいただければ、経験を積んだ専門のスタッフが買い取り価格を素早く算出し、24時間以内にお知らせします。価格に納得頂ければ最短48時間で現金化も可能です。
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