東京都板橋区のマンションや戸建てなどの不動産の相場や取引傾向、不動産の査定や買取をどこに依頼すればいいかをご紹介します。
実際に売る際の流れ、不動産会社に直接買取を依頼するメリットについてもまとめました。
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板橋区の不動産の価格相場・売買傾向
東京都板橋区の不動産取引に関するデータを、国土交通省が公開している「土地総合情報システム」から過去10年分を集計しました。「土地総合情報システム」は、不動産取引をした人に対してアンケートを行い、回答データを取引事例として公開しています。
板橋区の中古マンション売買取引相場
2022年、板橋区で行われた中古マンションの売買取引数は974件でした。平均取引相場は2,864万144円、平均の広さは40.7m2、1m2あたりの価格は70万3,632円です。
板橋区の中古マンション売買取引データ
取引年次 | 平均売却 価格 |
平均の広さ (m2) |
平均m2単価 |
2022年 | 2,864万144円 | 40.7 m2 | 70万3,632円 |
2021年 | 2,831万7,310円 | 41.1 m2 | 68万8,634円 |
2020年 | 2,703万206円 | 43.4 m2 | 62万2,186円 |
2019年 | 2,678万8,819円 | 44.0 m2 | 60万8,933円 |
2018年 | 2,764万2,964円 | 46.9 m2 | 58万9,199円 |
2017年 | 2,645万143円 | 45.9 m2 | 57万5,987円 |
2016年 | 2,467万9,939円 | 44.8 m2 | 55万395円 |
2015年 | 2,420万9,076円 | 47.0 m2 | 51万5,628円 |
2014年 | 2,345万5,254円 | 50.0 m2 | 46万9,503円 |
2013年 | 2,068万5,082円 | 47.4 m2 | 43万6,304円 |
2022年、板橋区内で最も中古マンションの売買取引が行われたのは、板橋地域で69件でした。板橋地域は、板橋区の南東にあり、JR埼京線「板橋駅」、都営地下鉄三田線「新板橋」駅「板橋区役所前」駅、東武東上線「下板橋」駅などがエリア内に乗り入れており、都内や埼玉県の各所へのアクセスが良好な地域です。
板橋区全体でも、中古マンション価格は上昇傾向です。
過去10年の平均m2単価を見てみましょう。
板橋区の中古マンションm2単価の推移
- 2022年 70.3万円
- 2021年 68.8万円
- 2020年 62.2万円
- 2019年 60.8万円
- 2018年 58.9万円
- 2017年 57.5万円
- 2016年 55.3万円
- 2015年 51.5万円
- 2014年 46.9万円
- 2013年 43.6万円
2022年の1m2あたりの中古マンションの価格は70万3,632円で、集計期間内では10年連続して上昇していることがわかります。都内でマンション価格が上昇しているといわれていますが、板橋区も例外ではありません。
板橋区の中古戸建て売買取引相場
2022年、板橋区で行われた中古戸建ての売買取引数は211件でした。平均取引相場は5,001万900円、平均の広さは83.5m2、1m2あたりの価格は59万8,882円です。
板橋区の中古戸建て売買取引データ
取引年次 | 平均売却 価格 |
平均の広さ (m2) |
平均m2単価 |
2022年 | 5,001万900円 | 83.5 m2 | 59万8,882円 |
2021年 | 5,400万4,437円 | 90.4 m2 | 59万7,669円 |
2020年 | 4,915万980円 | 85.5 m2 | 57万4,821円 |
2019年 | 5,041万8,908円 | 95.6 m2 | 52万7,343円 |
2018年 | 4,617万954円 | 84.6 m2 | 54万5,585円 |
2017年 | 4,886万3,598円 | 89.8 m2 | 54万4,321円 |
2016年 | 4,701万5,745円 | 90.7 m2 | 51万8,475円 |
2015年 | 4,455万7,391円 | 90.7 m2 | 49万1,363円 |
2014年 | 4,368万8,356円 | 83.7 m2 | 52万2,186円 |
2013年 | 4,112万5,743円 | 83.4 m2 | 49万2,923円 |
2022年、板橋区の中古戸建て売買取引が最も多かったのは赤塚地域で、29件でした。
赤塚地域は、板橋区の西部に位置しており、東武東上線「成増」駅や「下赤塚」駅にまたがる北部一帯のエリアです。駅周辺にはスーパーや飲食店が多く、外食や食料品の買い物に困らない住みやすい地域です。
板橋区の中古戸建てm2単価の推移
- 2022年 59.8万円
- 2021年 59.7万円
- 2020年 57.4万円
- 2019年 52.7万円
- 2018年 54.5万円
- 2017年 54.4万円
- 2016年 51.8万円
- 2015年 49.1万円
- 2014年 52.2万円
- 2013年 49.2万円
板橋区全体の中古戸建てのm2単価は、2022年は59万8,882円でした。10年で約10万円上昇しており、高い水準で推移していることがわかります。
板橋区の土地の売買取引相場
2022年、板橋区で行われた土地の売買取引数は148件でした。平均取引相場は8,320万9,459円、平均の広さは150.1m2、1m2あたりの価格は55万4,230円です。
板橋区の土地売買取引データ
取引年次 | 平均売却 価格 |
平均の広さ (m2) |
平均m2単価 |
2022年 | 8,320万9,459円 | 150.1 m2 | 55万4,230円 |
2021年 | 7,506万9,182円 | 155.5 m2 | 48万2,653円 |
2020年 | 7,311万8,840円 | 156.3 m2 | 46万7,899円 |
2019年 | 6,745万4,545円 | 166.9 m2 | 40万4,213円 |
2018年 | 1億1,298万3,942円 | 201.3 m2 | 56万1,233円 |
2017年 | 6,913万1,361円 | 159.1 m2 | 43万4,481円 |
2016年 | 7,097万8,571円 | 171.5 m2 | 41万3,783円 |
2015年 | 6,079万8,857円 | 140.8 m2 | 43万1,898円 |
2014年 | 5,631万9,162円 | 155.7 m2 | 36万1,673円 |
2013年 | 6,429万270円 | 180.6 m2 | 35万5,886円 |
2022年、板橋区の土地売買取引が最も多かったのは中古マンションと同様の板橋地域で、8件でした。
板橋区の土地m2単価の推移
- 2022年 55.4万円
- 2021年 48.2万円
- 2020年 46.7万円
- 2019年 40.4万円
- 2018年 56.1万円
- 2017年 43.4万円
- 2016年 41.3万円
- 2015年 43.1万円
- 2014年 36.1万円
- 2013年 35.5万円
2022年、板橋区の土地のm2単価は55万4,230円で、この10年で2018年の56万1,233円に次いで2番目に高い価格でした。10年前の2013年と比べると55%以上上昇しており、土地の需要が高まっていることがわかります。
板橋区は自然災害に強い街
2012年に東京都が発表した「首都直下地震等による東京の被害想定」報告書によると、東京首都圏で直下型の地震が発生した際、「全壊戸数」「死者数」など、様々な項目を総合したところ、板橋区が最も安全な町田ということがわかりました。
板橋区は、荒川と多摩川に挟まれた強い地盤の武蔵野台地に位置しています。また、区の面積の4分の3は平均海抜30メートル前後と、水害などの影響も受けにくく、自然災害に強い区であるといえます。
また、2023年に「日経グローカル」が行った全国815市区を対象にした「第3回 SDGs(持続可能な開発目標)先進度調査」では、板橋区は全国8位、都内では1位でした。地域産業や人々の生活の持続可能性の高さからSDGsに力を入れる自治体としても評価されています。
板橋区の不動産を売却する方法
板橋区の不動産を売却する方法には、大きく分けて、「買取」と「仲介」があります。
・不動産買取
不動産会社に直接不動産を買い取ってもらう方法です。不動産を素早くお金に変えたいときに最適な方法で、オープンハウスの不動産買取サービスを利用すれば最短48時間で不動産を現金化できます。・不動産仲介
不動産業者に依頼して、不動産を買ってくれる人を探す方法です。自分で売却価格を設定できるというメリットがありますが、契約成立時に仲介手数料を取られる上、必ず売却できる保証は無く、売却できるまでに時間がかかることがあります。板橋区で不動産買取を利用するメリット・デメリット
不動産買取のメリット
(1)買い手を探す必要が無い(2)仲介手数料が発生しない
(3)売却から現金化までが早い
(4)形がいびつな土地や、狭小地でも買取が可能
(5)室内の状況を気にせず売れる
(6)契約不適合責任(旧:瑕疵担保責任※)から解放される
(※)瑕疵担保責任とは、マンションや戸建て住宅などを売却した後、一定の期間に欠陥が見つかった場合、売った側が保証しなければならないという義務です。仲介の場合、売った個人が責任を取らなくてはなりませんが、買取であれば、不動産会社が買った時点で個人の瑕疵担保責任は消滅しますので、後になって責任追及される心配はありません。
不動産買取のデメリット
仲介で売却する場合に比べて安い価格(目安としては70~80%程度)になる可能性があります。板橋区の不動産買取ならオープンハウス
オープンハウスは、売れなくて困っている不動産・土地、いびつな土地や古い建物が建ったままの土地でも、積極的に買い取ります。
電話やネットからお問い合わせいただければ、経験を積んだ専門のスタッフが買い取り価格を素早く算出し、24時間以内にお知らせします。価格に納得頂ければ最短48時間で現金化も可能です。
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