東京都目黒区のマンションや戸建てなどの不動産の相場や取引傾向、不動産の査定や買取をどこに依頼すればいいかをご紹介します。
実際に売る際の流れ、不動産会社に直接買取を依頼するメリットについてもまとめました。
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目黒区の不動産の価格相場・売買傾向
東京都目黒区の不動産取引に関するデータを、国土交通省が公開している「土地総合情報システム」から過去10年分を集計しました。「土地総合情報システム」は、不動産取引をした人に対してアンケートを行い、回答データを取引事例として公開しています。
目黒区の中古マンションの売買取引相場
2022年、目黒区で行われた中古マンションの売買取引数は428件でした。平均取引相場は5,690万1,869円、平均の広さは45.0m2、1m2あたりの価格は126万3,830円です。
目黒区中古マンション売買取引データ
取引年次 | 平均売却 価格 |
平均の広さ(m2) | 平均m2 単価 |
2022年 | 5,690万1,869円 | 45.0m2 | 126万3,830円 |
2021年 | 5,569万1,878円 | 47.6m2 | 117万896円 |
2020年 | 4,660万286円 | 44.6m2 | 104万5,854円 |
2019年 | 4,533万5,328円 | 45.1m2 | 100万5,542円 |
2018年 | 4,781万5,143円 | 46.3m2 | 103万3,681円 |
2017年 | 4,677万871円 | 43.3m2 | 108万1,201円 |
2016年 | 4,349万8,077円 | 46.0m2 | 94万5,272円 |
2015年 | 4,369万2,330円 | 47.5m2 | 92万114円 |
2014年 | 3,313万8,522円 | 40.9m2 | 80万9,768円 |
2013年 | 3,835万7,313円 | 47.6m2 | 80万6,129円 |
2022年、目黒区内で最も中古マンションの売買取引が行われたのは、下目黒地域で65件でした。
下目黒は、JR山手線・東急・都営メトロ・市営地下鉄「目黒」駅の西部に隣接したエリアです。
下目黒には小学校・中学校などの施設が充実しており、都心の高級ベッドタウンとして有名です。地域内には、都内でも屈指の急勾配の坂「行人坂(ぎょうにんざか)」があります。
目黒区全体でも、中古マンション価格は上昇傾向です。過去10年の平均m2単価を見てみましょう。
- 2022年 126.3万円
- 2021年 117.0万円
- 2020年 104.5万円
- 2019年 100.5万円
- 2018年 103.3万円
- 2017年 108.1万円
- 2016年 94.5万円
- 2015年 92.0万円
- 2014年 80.9万円
- 2013年 80.6万円
2022年に取引された中古マンションの平均m2単価は126万3,830円と、2013年の80万6,129円と比べて過去10年で50%以上値上がりしていることがわかります。
目黒区の中古戸建ての売買取引相場
2022年、目黒区で行われた中古戸建ての売買取引数は120件でした。平均取引相場は1億5,113万3,333円、平均の広さは134.3m2、1m2あたりの価格は112万5,411円です。
目黒区の中古戸建て売買取引データ
取引年次 | 平均売却 価格 |
平均の広さ(m2) | 平均m2 単価 |
2022年 | 1億5,113万3,333円 | 134.3m2 | 112万5,411円 |
2021年 | 1億3,092万6,829円 | 118.0m2 | 110万9,855円 |
2020年 | 1億3,235万8,333円 | 108.0m2 | 122万5,067円 |
2019年 | 1億340万7,407円 | 108.6m2 | 95万2,089円 |
2018年 | 1億14万187円 | 105.5m2 | 94万9,490円 |
2017年 | 9,142万1,488円 | 103.3m2 | 88万4,960円 |
2016年 | 1億2,885万8,333円 | 120.9m2 | 106万5,679円 |
2015年 | 9,277万円 | 108.3m2 | 85万6,602円 |
2014年 | 8,560万1,626円 | 103.7m2 | 82万5,480円 |
2013年 | 8,902万5,000円 | 110.2m2 | 80万8,094円 |
2022年、目黒区の中古戸建て売買取引が最も多かったのは目黒本町地域で、11件でした。
目黒本町は、東急目黒線「武蔵小山」駅や「西小山」駅が最寄りの住宅地です。品川・渋谷・新宿・東京といった、都心部へも30分でアクセスすることができ、近年人気が高まっているようです。
地域内には「平和通り商店街(通称:ほっこり商店街)」をはじめとした地元密着の商店も多く、活気ある街並みです。
目黒区全体で売買取引された中古戸建てのm2単価の推移を見てみましょう。
- 2022年 112.5万円
- 2021年 110.9万円
- 2020年 122.5万円
- 2019年 95.2万円
- 2018年 94.9万円
- 2017年 88.4万円
- 2016年 106.5万円
- 2015年 85.6万円
- 2014年 82.5万円
- 2013年 80.8万円
2022年、目黒区全体で取引された中古戸建てのm2単価は112万5,411円で、直近5年を見ても高い価格で推移していることがわかります。
目黒区の土地の売買取引相場
2022年、目黒区で行われた土地の売買取引数は90件でした。平均取引相場は1億5,698万7,778円、平均の広さは143.9m2、1m2あたりの価格は109万614円です。
目黒区の土地売買取引データ
取引年次 | 平均売却 価格 |
平均の広さ(m2) | 平均m2 単価 |
2022年 | 1億5,698万7,778円 | 143.9m2 | 109万614円 |
2021年 | 1億2,828万4,483円 | 128.2m2 | 100万403円 |
2020年 | 8,826万6,667円 | 104.8m2 | 84万2,492円 |
2019年 | 1億3,649万4,017円 | 138.6m2 | 98万4,878円 |
2018年 | 1億2,459万2,632円 | 133.3m2 | 93万4,937円 |
2017年 | 1億4,002万755円 | 150.4m2 | 93万837円 |
2016年 | 1億695万6,989円 | 144.7m2 | 73万9,004円 |
2015年 | 1億1,153万8,462円 | 149.6m2 | 74万5,501円 |
2014年 | 1億284万2,105円 | 141.1m2 | 72万9,104円 |
2013年 | 9,027万992円 | 126.1m2 | 71万5,613円 |
2022年、目黒区の土地売買取引が最も多かったのは中古戸建て同様、目黒本町地域で13件でした。
目黒区全体の土地取引のm2単価は過去10年を通して少しずつに上昇しています。
- 2022年 109.0万円
- 2021年 100.0万円
- 2020年 84.2万円
- 2019年 98.4万円
- 2018年 93.4万円
- 2017年 93.0万円
- 2016年 73.9万円
- 2015年 74.5万円
- 2014年 72.9万円
- 2013年 71.5万円
2022年、目黒区で取引された土地のm2単価は、109万614円と過去10年でもっとも高い価格となっています。
目黒区は女性に人気の街?男女比に見る目黒区女性人気の理由
5年ごとに発表される最新の国勢調査(2020年)によると、目黒区の人口に対する女性比率は52.85%と、世田谷区(52.78%)や港区(52.62%)を抑えて、もっとも女性の割合が多い区でした。
目黒駅は治安が良く、高級なイメージもあるため、単身女性やキャリアウーマンに憧れの街になっているようです。
不動産サイト「ホームズ」を運営するLIFULLが2019年に発表した「住みたい街ランキング(首都圏版)」では、買って住みたい街の1位として「目黒」駅が選ばれています。
祝数の鉄道や駅が利用可能で、お洒落な街の印象が高い人気を維持しています。
目黒区の不動産を売却する方法
目黒区の不動産を売却する方法には、大きく分けて、「買取」と「仲介」があります。
・不動産買取
不動産会社に直接不動産を買い取ってもらう方法です。不動産を素早くお金に変えたいときに最適な方法で、オープンハウスの不動産買取サービスを利用すれば最短48時間で不動産を現金化できます。・不動産仲介
不動産業者に依頼して、不動産を買ってくれる人を探す方法です。自分で売却価格を設定できるというメリットがありますが、契約成立時に仲介手数料を取られる上、必ず売却できる保証は無く、売却できるまでに時間がかかることがあります。目黒区で不動産買取を利用するメリット・デメリット
不動産買取のメリット
(1)買い手を探す必要が無い(2)仲介手数料が発生しない
(3)売却から現金化までが早い
(4)形がいびつな土地や、狭小地でも買取が可能
(5)室内の状況を気にせず売れる
(6)契約不適合責任(旧:瑕疵担保責任※)から解放される
(※)瑕疵担保責任とは、マンションや戸建て住宅などを売却した後、一定の期間に欠陥が見つかった場合、売った側が保証しなければならないという義務です。仲介の場合、売った個人が責任を取らなくてはなりませんが、買取であれば、不動産会社が買った時点で個人の瑕疵担保責任は消滅しますので、後になって責任追及される心配はありません。
不動産買取のデメリット
仲介で売却する場合に比べて安い価格(目安としては70~80%程度)になる可能性があります。目黒区の不動産買取ならオープンハウス
オープンハウスは、売れなくて困っている不動産・土地、いびつな土地や古い建物が建ったままの土地でも、積極的に買い取ります。
電話やネットからお問い合わせいただければ、経験を積んだ専門のスタッフが買い取り価格を素早く算出し、24時間以内にお知らせします。価格に納得頂ければ最短48時間で現金化も可能です。
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