東京都練馬区のマンションや戸建てなどの不動産の相場や取引傾向、不動産の査定や買取をどこに依頼すればいいかをご紹介します。
実際に売る際の流れ、不動産会社に直接買取を依頼するメリットについてもまとめました。
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練馬区の不動産の価格相場・売買傾向
東京都練馬区の不動産取引に関するデータを、国土交通省が公開している「土地総合情報システム」から過去10年分を集計しました。「土地総合情報システム」は、不動産取引をした人に対してアンケートを行い、回答データを取引事例として公開しています。
練馬区の中古マンションの売買取引相場
2022年、練馬区で行われた中古マンションの売買取引数は691件でした。平均取引相場は3,063万6,469円、平均の広さは41.1m2、1m2あたりの価格は74万6,204円です。
練馬区の中古マンション売買取引データ
取引年次 | 平均売却 価格 |
平均の広さ (m2) |
平均m2単価 |
2022年 | 3,063万6,469円 | 41.1m2 | 74万6,204円 |
2021年 | 3,009万8,739円 | 42.5m2 | 70万8,089円 |
2020年 | 2,985万465円 | 44.7m2 | 66万7,084円 |
2019年 | 2,918万7,073円 | 46.6m2 | 62万5,969円 |
2018年 | 2,804万8,513円 | 44.4m2 | 63万2,205円 |
2017年 | 2,748万8,284円 | 45.2m2 | 60万7,620円 |
2016年 | 2,654万1,297円 | 45.5m2 | 58万3,500円 |
2015年 | 2,792万5,618円 | 49.0m2 | 56万9,787円 |
2014年 | 2,648万233円 | 49.5m2 | 53万4,891円 |
2013年 | 2,569万865円 | 49.7m2 | 51万7,107円 |
2022年、練馬区内で最も中古マンションの売買取引が行われたのは、豊玉北地域で63件でした。豊玉北地域は、西武線・都営地下鉄大江戸線「練馬」駅や大江戸線「新江古田」駅が最寄り駅のエリアです。練馬区役所や練馬警察署、練馬消防署といった公共機関が集まる、練馬区の中心地です。
練馬区全体でも、中古マンション価格は上昇傾向です。過去10年の平均m2単価を見てみましょう。
練馬区の中古マンションm2単価の推移
- 2022年 74.6万円
- 2021年 70.8万円
- 2020年 66.7万円
- 2019年 62.5万円
- 2018年 63.2万円
- 2017年 60.7万円
- 2016年 58.3万円
- 2015年 56.9万円
- 2014年 53.4万円
- 2013年 51.7万円
2022年に取引された中古マンションの平均m2単価は74万6,204円と、2013年の51万7,107円と比べて過去10年で40%以上値上がりしていることがわかります。
練馬区の中古戸建ての売買取引相場
2022年、練馬区で行われた中古戸建ての売買取引数は590件でした。平均取引相場は6,067万1,525円、平均の広さは108.2m2、1m2あたりの価格は56万542円です。
練馬区の中古戸建て売買取引データ
取引年次 | 平均売却 価格 |
平均の広さ (m2) |
平均m2単価 |
2022年 | 6,067万1,525円 | 108.2m2 | 56万542円 |
2021年 | 5,803万3,291円 | 108.4m2 | 53万5,277円 |
2020年 | 5,333万2,685円 | 102.8m2 | 51万8,858円 |
2019年 | 5,469万3,844円 | 108.9m2 | 50万2,384円 |
2018年 | 5,295万9,528円 | 110.4m2 | 47万9,904円 |
2017年 | 5,386万1,646円 | 113.0m2 | 47万6,534円 |
2016年 | 5,525万4,726円 | 115.7m2 | 47万7,658円 |
2015年 | 4,854万5,044円 | 105.6m2 | 45万9,907円 |
2014年 | 5,045万6,391円 | 111.2m2 | 45万3,763円 |
2013年 | 4,821万9,516円 | 108.2m2 | 44万5,497円 |
2022年、練馬区の中古戸建て売買取引が最も多かったのは東大泉地域で、47件でした。
東大泉は、西武池袋線「大泉学園」駅の所在地になっています。駅周辺の再開発も進み、駅直結の大型商業施設なども立ち並んでいます。
練馬区全体で売買取引された中古戸建てのm2単価の推移を見てみましょう。
- 2022年 56.5万円
- 2021年 53.5万円
- 2020年 51.8万円
- 2019年 50.2万円
- 2018年 47.9万円
- 2017年 47.6万円
- 2016年 47.7万円
- 2015年 45.9万円
- 2014年 45.3万円
- 2013年 44.5万円
2022年、練馬区全体で取引された中古戸建てのm2単価は56万542円で、過去10年でもっとも高い価格でした。練馬区の中古戸建ては、底堅く推移しながら着実に上昇しているようです。
練馬区の土地の売買取引相場
2022年、練馬区で行われた土地の売買取引数は217件でした。平均取引相場は6,967万507円、平均の広さは151.9m2、1m2あたりの価格は45万8,553円です。
練馬区の土地売買取引データ
取引年次 | 平均売却 価格 |
平均の広さ (m2) |
平均m2単価 |
2022年 | 6,967万507円 | 151.9m2 | 45万8,553円 |
2021年 | 7,175万4,618円 | 164.3m2 | 43万6,683円 |
2020年 | 6,689万5,000円 | 173.6m2 | 38万5,434円 |
2019年 | 7,463万9,130円 | 185.5m2 | 40万2,273円 |
2018年 | 7,129万9,200円 | 181.2m2 | 39万3,397円 |
2017年 | 8,479万2,149円 | 202.1m2 | 41万9,540円 |
2016年 | 7,277万8,448円 | 198.3m2 | 36万6,993円 |
2015年 | 6,283万8,554円 | 170.5m2 | 36万8,496円 |
2014年 | 7,219万6,842円 | 200.4m2 | 36万194円 |
2013年 | 6,863万3,842円 | 197.5m2 | 34万7,547円 |
2018年、練馬区の土地売買取引が最も多かったのは石神井町地域で、20件でした。
石神井地域は、西武鉄道池袋線「石神井公園」駅を中心とした練馬区位の南西部に位置しています。「石神井公園」駅は、急行の停車駅であるため都心へのアクセスも良いため、学生からファミリー世帯にも人気で、また駅周辺にはスーパーなどもあるため日常の生活に困ることはなく便利なエリアです。
- 2022年 45.8万円
- 2021年 43.6万円
- 2020年 38.5万円
- 2019年 40.2万円
- 2018年 39.3万円
- 2017年 41.9万円
- 2016年 36.6万円
- 2015年 36.8万円
- 2014年 36.1万円
- 2013年 34.7万円
練馬区全体の土地取引のm2単価は過去10年を通して少しずつに上昇しています。
練馬区は23区内で1番公園・緑が多い街
練馬区の人口は74万1,707人(2023年11月現在)と、東京23区内で世田谷区に次いで2番目に人口が多い区です(世田谷区は91万8,769人)。
練馬区は公園の数が687カ所と23区内で1番多く、2位の世田谷区561カ所と比べて100カ所以上の差があります(2017年調べ)。また、区内の農地面積も1番多く、217.61ヘクタールです。2位の世田谷区103.17ヘクタールより2倍以上の農地があり23区内に存在する農地の約40%は練馬区です。
練馬区は「よりどりみどり練馬」という広報キャンペーンを掲げ、緑豊かな練馬区の魅力を区内外に発信しています。
練馬区の不動産を売却する方法
練馬区の不動産を売却する方法には、大きく分けて、「買取」と「仲介」があります。
・不動産買取
不動産会社に直接不動産を買い取ってもらう方法です。不動産を素早くお金に変えたいときに最適な方法で、オープンハウスの不動産買取サービスを利用すれば最短48時間で不動産を現金化できます。・不動産仲介
不動産業者に依頼して、不動産を買ってくれる人を探す方法です。自分で売却価格を設定できるというメリットがありますが、契約成立時に仲介手数料を取られる上、必ず売却できる保証は無く、売却できるまでに時間がかかることがあります。練馬区で不動産買取を利用するメリット・デメリット
不動産買取のメリット
(1)買い手を探す必要が無い(2)仲介手数料が発生しない
(3)売却から現金化までが早い
(4)形がいびつな土地や、狭小地でも買取が可能
(5)室内の状況を気にせず売れる
(6)契約不適合責任(旧:瑕疵担保責任※)から解放される
(※)瑕疵担保責任とは、マンションや戸建て住宅などを売却した後、一定の期間に欠陥が見つかった場合、売った側が保証しなければならないという義務です。仲介の場合、売った個人が責任を取らなくてはなりませんが、買取であれば、不動産会社が買った時点で個人の瑕疵担保責任は消滅しますので、後になって責任追及される心配はありません。
不動産買取のデメリット
仲介で売却する場合に比べて安い価格(目安としては70~80%程度)になる可能性があります。練馬区の不動産買取ならオープンハウス
オープンハウスは、売れなくて困っている不動産・土地、いびつな土地や古い建物が建ったままの土地でも、積極的に買い取ります。
電話やネットからお問い合わせいただければ、経験を積んだ専門のスタッフが買い取り価格を素早く算出し、24時間以内にお知らせします。価格に納得頂ければ最短48時間で現金化も可能です。
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