東京都世田谷区のマンションや戸建てなどの不動産の相場はいくらくらいか、査定や買い取りをどこに依頼すればいいかをご紹介します。
実際に売る際の流れ、不動産会社に直接買い取りを依頼するメリットについてもまとめました。
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世田谷区の不動産の価格相場・売買傾向
東京都世田谷区の不動産取引に関するデータを、国土交通省が公開している「土地総合情報システム」から過去10年分を集計しました。「土地総合情報システム」は、不動産取引をした人に対してアンケートを行い、回答があったデータを取引事例として公開しています。
世田谷区の中古マンションの売買取引相場
2022年、世田谷区で行われた中古マンションの売買取引数は872件でした。
平均取引相場は4,872万7,752円、平均の広さは49.1m2、1m2あたりの価格は99万2,076円です。
世田谷区の中古マンション売買取引データ
取引年次 | 平均売却 価格 |
平均の広さ (m2) |
平均m2単価 |
2022年 | 4,872万7,752円 | 49.1m2 | 99万2,076円 |
2021年 | 4,866万695円 | 52.6m2 | 92万5,802円 |
2020年 | 4,695万9,449 | 53.7m2 | 87万5,026円 |
2019年 | 4,439万4,767円 | 53.6m2 | 82万8,548円 |
2018年 | 4,088万3,352円 | 50.6m2 | 80万7,927円 |
2017年 | 4,060万3,114円 | 51.1m2 | 79万4,740円 |
2016年 | 3,890万113円 | 50.2m2 | 77万5,554円 |
2015年 | 3,819万5,965円 | 50.8m2 | 75万1,573円 |
2014年 | 3,689万5,354円 | 52.2m2 | 70万7,346円 |
2013年 | 3,586万3,615円 | 53.5m2 | 67万624円 |
特に、上馬地域での売買取引が多く、2022年は51件の取引がありました。上馬地域は、渋谷からのアクセスが良く、また駒澤大学が近いため、学生から年配者まで、幅広い世代に人気のエリアです。エリア内には、東急田園都市線「駒沢大学」駅があります。
世田谷区全体でも、中古マンション価格は上昇傾向です。過去10年の平均m2単価の推移を見てみましょう。
- 2022年 99.2万円
- 2021年 92.5万円
- 2020年 87.5万円
- 2019年 82.8万円
- 2018年 80.7万円
- 2017年 79.4万円
- 2016年 77.5万円
- 2015年 75.1万円
- 2014年 70.7万円
- 2013年 67.6万円
2022年の世田谷区の中古マンション1m2あたりの価格は、99万2,076円と10年で50%近く上昇しています。世田谷区一帯のマンション需要が高まっていることがわかります。
世田谷区の中古戸建ての売買取引相場
2022年、世田谷区で行われた中古戸建ての売買取引数は469件でした。平均取引相場は1億513万4,328円、平均の広さは115.2m2、1m2あたりの価格は91万2,773円です。
世田谷区の中古戸建て売買取引データ
取引年次 | 平均売却 価格 |
平均の広さ (m2) |
平均m2単価 |
2022年 | 1億513万4,328円 | 115.2m2 | 91万2,773円 |
2021年 | 8,497万9,868円 | 106.9m2 | 79万4,780円 |
2020年 | 8,387万5,427円 | 111.9m2 | 74万9,767円 |
2019年 | 8,149万2,292円 | 106.7m2 | 76万3,916円 |
2018年 | 8,171万2,687円 | 105.6m2 | 77万3,816円 |
2017年 | 7,914万2,937円 | 108.4m2 | 73万279円 |
2016年 | 7,919万177円 | 109.9m2 | 72万361円 |
2015年 | 7,564万9,091円 | 113.1m2 | 66万8,708円 |
2014年 | 7,124万1,379円 | 111.9m2 | 63万6,835円 |
2013年 | 6,752万4,510円 | 109.0m2 | 61万9,472円 |
2022年、世田谷区内で中古戸建ての売買取引が最も行われたのは、桜丘地域で24件でした。桜丘地域は、世田谷区の中心にあり、小田急小田原線「千歳船橋」駅の南部一帯に位置します。新宿や大手町といった都心にも乗り換えなしにアクセスできる点や、スーパーや商業施設が充実していることから、ファミリー世帯にも住みやすい人気エリアです。
世田谷区全体の中古戸建て価格が上昇傾向なのか、下落しているのか、過去10年の平均m2単価の推移から見てみましょう。
世田谷区の中古戸建てm2単価の推移
- 2022年 91.2万円
- 2021年 79.4万円
- 2020年 74.9万円
- 2019年 76.3万円
- 2018年 77.3万円
- 2017年 73.2万円
- 2016年 72.3万円
- 2015年 66.8万円
- 2014年 63.6万円
- 2013年 61.9万円
2022年の世田谷区の中古マンション1m2あたりの価格は、91万2,773円でした。2013年は61万9,472円だったので、中古戸建てに関しても10年で50%近く上昇していることがわかります。
世田谷区の土地の売買取引相場
2022年、世田谷区で行われた土地の売買取引数は278件でした。平均取引相場は1億3,486万3,309円、平均の広さは175.9m2、1m2あたりの価格は76万6,629円です。
世田谷区の土地売買取引データ
取引年次 | 平均売却 価格 |
平均の広さ (m2) |
平均m2単価 |
2022年 | 1億3,486万3,309円 | 175.9m2 | 76万6,629円 |
2021年 | 1億14万8,655円 | 146.8m2 | 68万2,137円 |
2020年 | 9,062万6,961円 | 139.8m2 | 64万8,073円 |
2019年 | 9,574万7,382円 | 156.7m2 | 61万1,119円 |
2018年 | 9,771万8,108円 | 155.8m2 | 62万7,322円 |
2017年 | 9,359万7,500円 | 146.0m2 | 64万914円 |
2016年 | 9,083万1,278円 | 156.6m2 | 58万155円 |
2015年 | 8,518万7,551円 | 159.2m2 | 53万5,187円 |
2014年 | 8,212万6,565円 | 156.8m2 | 52万3,853円 |
2013年 | 7,259万6,884円 | 148.0m2 | 49万660円 |
2022年、世田谷区内で土地の売買取引が最も行われたのは、北烏山地域で16件でした。京王線「千歳烏山」駅や「芦花公園」駅が最寄り駅で、駅付近には商店街や公園が多く、閑静な住宅街です。その一方で、新宿付近の学校に通う学生なども多く住んでいるため、老若男女が住みやすいと感じている地域です。
世田谷区全体でも、土地価格は上昇傾向です。
過去10年の平均m2単価を見てみましょう。
- 2022年 76.6%万円
- 2021年 68.2万円
- 2020年 64.8万円
- 2019年 61.1万円
- 2018年 62.7万円
- 2017年 64.9万円
- 2016年 58.1万円
- 2015年 53.5万円
- 2014年 52.3万円
- 2013年 52.3万円
2022年の1m2あたりの土地価格は、76万6,629円で10年で30万円近く上昇しています。
世田谷区は都内最大人口の人気都市
世田谷区は、23区の中では都心から比較的遠く、埼玉や神奈川のように郊外のベッドタウンの役割を持っており、住人は働き盛りの世代が中心です。高級住宅地もあれば、昔ながらの面影を残すのどかな街並みもあり、その地域性は変化に富んでいます。
人気の高い地域のため住宅の新陳代謝が早く、古い住宅が取り壊されると、新しいマンションや戸建てがすぐに建てられます。
国民的アニメとして根強い人気を誇る「サザエさん」は世田谷を舞台にしており、東急田園都市線の「桜新町駅」前には「サザエさん通り」が存在します。南口からサザエさん通りを通って7分ほどで、「長谷川町子美術館」に到着します。
世田谷区の不動産を売却する方法
世田谷区の不動産を売却する方法には、大きく分けて、「買取」と「仲介」があります。
・不動産買取
不動産会社に直接不動産を買い取ってもらう方法です。不動産を素早くお金に変えたいときに最適な方法で、オープンハウスの不動産買取サービスを利用すれば最短48時間で不動産を現金化できます。・不動産仲介
不動産業者に依頼して、不動産を買ってくれる人を探す方法です。自分で売却価格を設定できるというメリットがありますが、契約成立時に仲介手数料を取られる上、必ず売却できる保証は無く、売却できるまでに時間がかかることがあります。世田谷区で不動産買取を利用するメリット・デメリット
不動産買取のメリット
(1)買い手を探す必要が無い(2)仲介手数料が発生しない
(3)売却から現金化までが早い
(4)形がいびつな土地や、狭小地でも買取が可能
(5)室内の状況を気にせず売れる
(6)契約不適合責任(旧:瑕疵担保責任※)から解放される
(※)瑕疵担保責任とは、マンションや戸建て住宅などを売却した後、一定の期間に欠陥が見つかった場合、売った側が保証しなければならないという義務です。仲介の場合、売った個人が責任を取らなくてはなりませんが、買取であれば、不動産会社が買った時点で個人の瑕疵担保責任は消滅しますので、後になって責任追及される心配はありません。
不動産買取のデメリット
仲介で売却する場合に比べて安い価格(目安としては70~80%程度)になる可能性があります。世田谷区の不動産買取ならオープンハウス
オープンハウスは、売れなくて困っている不動産・土地、いびつな土地や古い建物が建ったままの土地でも、積極的に買い取ります。
電話やネットからお問い合わせいただければ、経験を積んだ専門のスタッフが買い取り価格を素早く算出し、24時間以内にお知らせします。価格に納得頂ければ最短48時間で現金化も可能です。
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