東京都渋谷区のマンションや戸建てなどの不動産の相場や取引傾向、不動産の査定や買取をどこに依頼すればいいかをご紹介します。
実際に売る際の流れ、不動産会社に直接買取を依頼するメリットについてもまとめました。
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渋谷区の不動産の価格相場・売買傾向
東京都渋谷区の不動産取引に関するデータを、国土交通省が公開している「土地総合情報システム」から過去10年分を集計しました。「土地総合情報システム」は、不動産取引をした人に対してアンケートを行い、回答データを取引事例として公開しています。
渋谷区の中古マンションの売買取引相場
2022年、渋谷区で行われた中古マンションの売買取引数は517件でした。平均取引相場は6,332万9,014円、平均の広さは42.2m2、1m2あたりの価格は150万165円です。
渋谷区の中古マンション売買取引データ
取引年次 | 平均売却 価格 |
平均の広さ(m2) | 平均m2 単価 |
2022年 | 6,332万9,014円 | 42.2m2 | 150万165円 |
2021年 | 5,949万1,182円 | 43.1m2 | 137万9,543円 |
2020年 | 5,836万5,993円 | 45.3m2 | 128万7,294円 |
2019年 | 4,978万5,465円 | 40.9m2 | 121万8,657円 |
2018年 | 4,860万8,369円 | 40.4m2 | 120万2,947円 |
2017年 | 4,799万7,506円 | 43.0m2 | 111万6,987円 |
2016年 | 4,487万2,747円 | 41.5m2 | 108万377円 |
2015年 | 4,794万2,070円 | 45.3m2 | 105万8,901円 |
2014年 | 4,039万4,512円 | 42.0m2 | 96万1,960円 |
2013年 | 3,788万9,591円 | 43.3m2 | 87万5,815円 |
2022年、渋谷区内で最も中古マンションの売買取引が行われたのは、渋谷地域で73件でした。
渋谷地域は「渋谷」駅東部一帯の地域で、日本を代表する繁華街である一方で、少し中心から外れるとファミリー世帯向けのマンションなども立ち並んでいます。
渋谷区全体でも、中古マンション価格は上昇傾向です。過去10年の平均m2単価を見てみましょう。
渋谷区の中古マンションm2単価の推移
- 2022年 150.0万円
- 2021年 137.9万円
- 2020年 128.7万円
- 2019年 121.8万円
- 2018年 120.2万円
- 2017年 111.6万円
- 2016年 108.0万円
- 2015年 105.8万円
- 2014年 96.1万円
- 2013年 87.5万円
2022年に取引された中古マンションの平均m2単価は150万165円で、2013年の87万5,815円から、倍近く上昇しており、過去5年を見ても毎年上昇傾向にあります。
渋谷区の中古戸建ての売買取引相場
2022年、渋谷区で行われた中古戸建ての売買取引数は58件でした。平均取引相場は3億4,496万5,517円、平均の広さは132.2m2、1m2あたりの価格は260万8,605円です。
渋谷区の中古戸建て売買取引データ
取引年次 | 平均売却 価格 |
平均の広さ(m2) | 平均m2 単価 |
2022年 | 3億4,496万5,517円 | 132.2m2 | 260万8,605円 |
2021年 | 2億3,656万9,231円 | 113.5m2 | 208万5,017円 |
2020年 | 2億1,082万4,324円 | 123.4m2 | 170万8,762円 |
2019年 | 1億5,379万3,846円 | 118.4m2 | 129万9,103円 |
2018年 | 1億8,155万3,333円 | 120.7m2 | 150万3,755円 |
2017年 | 1億6,126万1,538円 | 114.7m2 | 140万6,036円 |
2016年 | 2億4,250万7,463円 | 136.7m2 | 177万3,799円 |
2015年 | 2億3,302万4,390円 | 130.9m2 | 177万9,972円 |
2014年 | 1億5,630万8,511円 | 111.9m2 | 139万7,337円 |
2013年 | 1億691万3,462円 | 103.0m2 | 103万8,189円 |
2022年、渋谷区の中古戸建て売買取引が最も多かったのは渋谷区本町地域で、14件でした。
渋谷区本町は、都営地下鉄「初台」駅が最寄り駅のエリアです。
渋谷区内でも北西部に位置しており、渋谷区内でも家賃相場が比較的安く、リーズナブルな価格帯から学生や若者に人気のエリアです。
渋谷区全体で売買取引された中古戸建てのm2単価の推移を見てみましょう。
- 2022年 260.8万円
- 2021年 208.5万円
- 2020年 170.8万円
- 2019年 129.9万円
- 2018年 150.3万円
- 2017年 140.6万円
- 2016年 177.3万円
- 2015年 177.9万円
- 2014年 139.7万円
- 2013年 103.8万円
2022年、渋谷区全体で取引された中古戸建てのm2単価は260万8,605円でした。過去10年でもっとも高い価格で、1年前の2021年からも50万円以上上昇しています。
渋谷区の土地の売買取引相場
2022年、渋谷区で行われた土地の売買取引数は61件でした。平均取引相場は3億218万328円、平均の広さは137.5m2、1m2あたりの価格は219万8,330円です。
渋谷区の土地売買取引データ
取引年次 | 平均売却 価格 |
平均の広さ(m2) | 平均m2 単価 |
2022年 | 3億218万328円 | 137.5m2 | 219万8,330円 |
2021年 | 1億9,552万1,739円 | 130.1m2 | 150万2,339円 |
2020年 | 2億1,120万5,882円 | 137.6m2 | 153万5,222円 |
2019年 | 1億9,274万1,818円 | 130.9m2 | 147万2,333円 |
2018年 | 1億7,739万7,059円 | 131.2m2 | 135万2,354円 |
2017年 | 2億2,319万5,652円 | 157.0m2 | 142万2,022円 |
2016年 | 2億5,142万8,571円 | 165.3m2 | 152万817円 |
2015年 | 1億6,741万4,063円 | 147.3m2 | 113万6,214円 |
2014年 | 1億7,998万2,278円 | 143.6m2 | 1,25万3,292円 |
2013年 | 1億5,355万3,191円 | 133.8m2 | 114万7,833円 |
2022年、渋谷区の土地売買取引が最も多かったのも戸建て同様、本町地域で9件でした。
渋谷区全体の土地取引のm2単価も過去10年を通して少しずつに上昇しています。
渋谷区の土地m2単価の推移
- 2022年 219.8万円
- 2021年 150.2万円
- 2020年 153.5万円
- 2019年 147.2万円
- 2018年 135.2万円
- 2017年 142.2万円
- 2016年 152.0万円
- 2015年 113.6万円
- 2014年 125.3万円
- 2013年 114.7万円
2022年、港区全体で取引された土地のm2単価は219万8,330円。2013年の114万7,833円と比較すると10年で2倍近く価格が上昇しています。
渋谷区は子育てしながらの共働き世帯援助に強い街
渋谷区は東京23区のなかで、最も保育料が安い区です。
東京23区の認可保育園の保育料を調査した結果では(※)、渋谷区の月額保育料は11,680円と最も安く、最も高い墨田区の月額43,900円と比べると、その差は約4倍です。
※注=世帯年収約580万円(特別区民税228,200円)の中間所得層・子ども一人(0歳)で試算。
そのほかにも、渋谷区には出産時の負担軽減を目的とした「ハッピーマザー出産助成金」では、1人の出山につき10万円の助成金が給付するなど、子育てに架かる経済的な支援が多くあります。
その他にも様々な子育て支援が充実しており、渋谷区は共働きの世帯でも子育てがしやすい街といえるでしょう。
渋谷区の不動産を売却する方法
渋谷区の不動産を売却する方法には、大きく分けて、「買取」と「仲介」があります。
・不動産買取
不動産会社に直接不動産を買い取ってもらう方法です。不動産を素早くお金に変えたいときに最適な方法で、オープンハウスの不動産買取サービスを利用すれば最短48時間で不動産を現金化できます。
・不動産仲介
不動産業者に依頼して、不動産を買ってくれる人を探す方法です。自分で売却価格を設定できるというメリットがありますが、契約成立時に仲介手数料を取られる上、必ず売却できる保証は無く、売却できるまでに時間がかかることがあります。
渋谷区で不動産買取を利用するメリット・デメリット
不動産買取のメリット
(1)買い手を探す必要が無い(2)仲介手数料が発生しない
(3)売却から現金化までが早い
(4)形がいびつな土地や、狭小地でも買取が可能
(5)室内の状況を気にせず売れる
(6)契約不適合責任(旧:瑕疵担保責任※)から解放される
(※)瑕疵担保責任とは、マンションや戸建て住宅などを売却した後、一定の期間に欠陥が見つかった場合、売った側が保証しなければならないという義務です。仲介の場合、売った個人が責任を取らなくてはなりませんが、買取であれば、不動産会社が買った時点で個人の瑕疵担保責任は消滅しますので、後になって責任追及される心配はありません。
不動産買取のデメリット
仲介で売却する場合に比べて安い価格(目安としては70~80%程度)になる可能性があります。渋谷区の不動産買取ならオープンハウス
オープンハウスは、売れなくて困っている不動産・土地、いびつな土地や古い建物が建ったままの土地でも、積極的に買い取ります。
電話やネットからお問い合わせいただければ、経験を積んだ専門のスタッフが買い取り価格を素早く算出し、24時間以内にお知らせします。価格に納得頂ければ最短48時間で現金化も可能です。
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