東京都品川区のマンションや戸建てなどの不動産の相場や取引傾向、不動産の査定や買取をどこに依頼すればいいかをご紹介します。
実際に売る際の流れ、不動産会社に直接買取を依頼するメリットについてもまとめました。
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品川区の不動産価格・相場・売買傾向
東京都品川区の不動産取引に関するデータを、国土交通省が公開している「土地総合情報システム」から過去5年分を集計しました。「土地総合情報システム」は、不動産取引をした人に対してアンケートを行い、回答データを取引事例として公開しています。
品川区の中古マンション売買取引相場
2018年、品川区で行われた中古マンションの売買取引数は760件でした。平均取引相場は3,631万9,737円・平均平米数は39m2、平米単価は94万477円です。
品川区中古マンション売買取引データ
取引年次 | 平均売却 価格 |
平均平米 | 平均平米 単価 |
2018年 | 3,631万9,737円 | 39 m2 | 94万477円 |
2017年 | 3,665万7,859円 | 41 m2 | 90万2,987円 |
2016年 | 3,672万1,447円 | 41 m2 | 88万6,128円 |
2015年 | 3,801万9,814円 | 44 m2 | 85万8,715円 |
2014年 | 3,254万881円 | 42 m2 | 77万5,793円 |
2018年、品川区内で最も中古マンションの売買取引が行われたのは、西五反田地域で121件でした。
西五反田にはJR山手線・東急池上線・都営地下鉄浅草線「五反田」駅の西部に隣接しており、地域内にも東急目黒線「不動前」駅があります。
五反田といえば繁華街をイメージしますが、それは「五反田」駅を挟んだ東側です。西五反田は落ち着いた雰囲気で、住宅や賃貸マンションも多く、「不動前」駅周辺には、地元の住民で賑わう商店街や飲食店、スーパーマーケットも数多くあります。
品川区全体で取引された中古マンションを見ても近年上昇の傾向にあります。
過去5年の平均平米単価を見てみましょう。
品川区全体でも、中古マンション価格は上昇傾向です。
過去5年の平均平米単価を見てみましょう。
- 2018年 94.5万円
- 2017年 90.3万円
- 2016年 88.6万円
- 2015年 85.9万円
- 2014年 77.6万円
2018年に取引された品川区の中古マンションの平均平米単価は94万477円。毎年値上がりしており、2014年と比べると20%以上上昇しています。
品川区の戸建て売買取引相場
2018年、品川区で行われた戸建ての売買取引数は183件でした。平均取引相場は3億1,631万3,115円・平均平米数は156m2、平米単価は202万7,791円です。
品川区の戸建て売買取引データ
取引年次 | 平均売却 価格 |
平均平米 | 平均平米 単価 |
2018年 | 3億1,631万3,115円 | 156 m2 | 202万7,791円 |
2017年 | 1億271万1,856円 | 102 m2 | 101万1,655円 |
2016年 | 9,137万8,767円 | 103 m2 | 88万4,408円 |
2015年 | 1億571万3,372円 | 100 m2 | 105万6,207円 |
2014年 | 6,923万9,109円 | 96 m2 | 71万8,167円 |
2018年、品川区の戸建て売買取引が最も多かったのは大井地域・旗の台地域で、それぞれ17件でした。
品川区の南西部に位置する旗の台には、東急大井町線・池上線「旗の台」駅があります。
「旗の台」駅周辺には商店街が伸びていて、そのほかは静かな住宅街です。都心への好アクセスに加えて治安も良いことから、長く定住することを希望するファミリー世帯に人気のエリアです。
品川区全体で取引された戸建て平米単価の推移を見てみましょう。
- 2018年 202.8万円
- 2017年 101.2万円
- 2016年 88.4万円
- 2015年 105.6万円
- 2014年 71.8万円
品川区全体の戸建て相場が急上昇しています。2018年の平米単価は202万7,791円。5年間で3倍近く値上がりしていることが分かります。
品川区の土地売買取引相場
2018年、品川区で行われた土地の売買取引数は126件でした。平均取引相場は8,048万8,095円・平均面積は108m2、平米単価は72万714円です。
品川区の土地売買取引データ
取引年次 | 平均売却 価格 |
平均平米 | 平均平米 単価 |
2018年 | 8,048万8,095円 | 108 m2 | 72万714円 |
2017年 | 9,041万8,692円 | 111 m2 | 80万2,523円 |
2016年 | 8,446万1,538円 | 131 m2 | 70万8,365円 |
2015年 | 7,475万9,554円 | 119 m2 | 64万9,110円 |
2014年 | 6,627万5,540円 | 104 m2 | 64万1,007円 |
2018年、品川区の土地売買取引が最も多かったのは、戸建てでも多かった大井地域で、17件でした。 大井にはJR京浜東北線・東急大井町線・東京臨海高速鉄道りんかい線「大井町」駅が存在し、駅から南部一帯を占めるエリアです。近年は、「大井町」駅周辺の再開発が進み、大型商業施設や高層マンションなども立ち並んでいます。
- 2018年 72.1万円
- 2017年 80.3万円
- 2016年 70.8万円
- 2015年 64.9万円
- 2014年 64.1万円
品川区全体で取引された土地の平米単価は、微減微増を繰り返しながらも、高い水準で推移しています。
品川区はオフィス街やベットタウン、プラスアルファが混在する多様な街
品川区の人口は40万1,349人です(2019年11月1日時点)。
品川区は、「品川地区」「大崎地区」「大井地区」「荏原地区」「八潮地区」と呼ばれる5つの地区に分かれています。それぞれの地区にはオフィス街や住宅地、工業地帯や繁華街といった個性的があり、地域や場所によって品川区に対するイメージは全く異なります。
2017年から始まった「わ!しながわ」をキャッチコピーとしたシティプロモーションでは、品川区の魅力発信に繋がる区民・団体の取り組みに対して広報活動の支援を行っています。
ちなみに、有名な話ですが、東北新幹線の停車駅にもなっている「品川」駅の所在地は港区です。
品川区の不動産を売却する方法
品川区の不動産を売却する方法には、大きく分けて、「買取」と「仲介」があります。
・不動産買取
不動産会社に直接不動産を買い取ってもらう方法です。不動産を素早くお金に変えたいときに最適な方法で、オープンハウスの不動産買取サービスを利用すれば最短48時間で不動産を現金化できます。・不動産仲介
不動産業者に依頼して、不動産を買ってくれる人を探す方法です。自分で売却価格を設定できるというメリットがありますが、契約成立時に仲介手数料を取られる上、必ず売却できる保証は無く、売却できるまでに時間がかかることがあります。品川区で不動産買取を利用するメリット・デメリット
不動産買取のメリット
(1)買い手を探す必要が無い(2)仲介手数料が発生しない
(3)売却から現金化までが早い
(4)形がいびつな土地や、狭小地でも買取が可能
(5)室内の状況を気にせず売れる
(6)契約不適合責任(旧:瑕疵担保責任※)から解放される
(※)瑕疵担保責任とは、マンションや戸建て住宅などを売却した後、一定の期間に欠陥が見つかった場合、売った側が保証しなければならないという義務です。仲介の場合、売った個人が責任を取らなくてはなりませんが、買取であれば、不動産会社が買った時点で個人の瑕疵担保責任は消滅しますので、後になって責任追及される心配はありません。
不動産買取のデメリット
仲介で売却する場合に比べて安い価格(目安としては70~80%程度)になる可能性があります。品川区の不動産買取ならオープンハウス
オープンハウスは、売れなくて困っている不動産・土地、いびつな土地や古い建物が建ったままの土地でも、積極的に買い取ります。
電話やネットからお問い合わせいただければ、経験を積んだ専門のスタッフが買い取り価格を素早く算出し、24時間以内にお知らせします。価格に納得頂ければ最短48時間で現金化も可能です。
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