東京都新宿区のマンションや戸建てなどの不動産の相場や取引傾向、不動産の査定や買取をどこに依頼すればいいかをご紹介します。
実際に売る際の流れ、不動産会社に直接買取を依頼するメリットについてもまとめました。
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新宿区の不動産価格・相場・売買傾向
東京都新宿区の不動産取引に関するデータを、国土交通省が公開している「土地総合情報システム」から過去5年分を集計しました。「土地総合情報システム」は、不動産取引をした人に対してアンケートを行い、回答データを取引事例として公開しています。
新宿区の中古マンション売買取引相場
2018年、新宿区で行われた中古マンションの売買取引数は827件でした。平均取引相場は3,871万3,301円・平均平米数は38m2、平米単価は100万9,806円です。
新宿区中古マンション売買取引データ
取引年次 | 平均売却 価格 |
平均平米 | 平均平米 単価 |
2018年 | 3,871万3,301円 | 38 m2 | 100万9,806円 |
2017年 | 3,459万3,010円 | 36 m2 | 95万116円 |
2016年 | 3,297万3,796円 | 38 m2 | 87万6,623円 |
2015年 | 3,290万4,828円 | 38 m2 | 86万5,367円 |
2014年 | 2,971万4,090円 | 38 m2 | 77万6,305円 |
2018年、新宿区内で最も中古マンションの売買取引が行われたのは、西新宿地域で127件でした。
西新宿は、JR「新宿」駅西部から、都営メトロ「西新宿五丁目」駅なにかかる一帯を指します。東京都庁やオフィスビルが林立するオフィス街と言う印象ですが、大学や専門学校も多いため、若い世代のひとり暮らしも多いエリアです。新宿区全体で取引された中古マンションの広さが平均して38平米と、少し小さめのマンションであることから、賃貸物件・投資物件の売買が中心となっているようです。
新宿区全体でも、中古マンション価格は上昇傾向です。
過去5年の平均平米単価を見てみましょう。
- 2018年 101.0万円
- 2017年 95.0万円
- 2016年 87.7万円
- 2015年 86.5万円
- 2014年 77.6万円
2018年が平均平米単価72.5万円と、過去5年で最も高いことがわかります。
新宿区の戸建て売買取引相場
2018年、新宿区で行われた戸建ての売買取引数は151件でした。平均取引相場は1億1,999万66円・平均平米数は124m2、平米単価は96万8,904円です。
新宿区の戸建て売買取引データ
取引年次 | 平均売却 価格 |
平均平米 | 平均平米 単価 |
2018年 | 1億1,999万66円 | 124 m2 | 96万8,904円 |
2017年 | 1億7,210万719円 | 171 m2 | 100万5,549円 |
2016年 | 1億4,001万6,854円 | 147 m2 | 95万715円 |
2015年 | 1億2,655万9,146円 | 151 m2 | 83万5,408円 |
2014年 | 1億2,131万526円 | 129 m2 | 94万2,169円 |
2018年、新宿区の戸建て売買取引が最も多かったのは下落合地域で、16件でした。
下落合は、JR山手線「目白」駅や西武新宿線「下落合」駅が最寄り駅のエリアです。都心にありながら緑も多く、ひとり暮らしからファミリー世帯まで広く人気の地域です。
新宿区全体の戸建ての平米単価を見ると、新宿区全体の戸建て相場が上昇していることがわかります。
- 2018年 96.9万円
- 2017年 100.6万円
- 2016年 95.1万円
- 2015年 83.5万円
- 2014年 94.2万円
新宿区の土地売買取引相場
2018年、新宿区で行われた土地の売買取引数は76件でした。平均取引相場は1億246万526円・平均面積は123m2、平米単価は82万6,447円です。
新宿区土地売買取引データ
取引年次 | 平均売却 価格 |
平均平米 | 平均平米 単価 |
2018年 | 1億246万526円 | 123 m2 | 82万6,447円 |
2017年 | 1億2,402万4,231円 | 158 m2 | 79万7,846円 |
2016年 | 8,969万4,667円 | 120 m2 | 75万1,293円 |
2015年 | 8,978万6,517円 | 131 m2 | 68万899円 |
2014年 | 7,095万3,488円 | 117 m2 | 62万6,977円 |
22018年、新宿区の土地売買取引が最も多かったのは上落合・中落合地域で、それぞれ7件でした。
上落合・中落合はそれぞれ隣接した地域で、西武新宿駅「中井」駅や、東京メトロ東西線「落合」駅などが最寄りのエリアです。小学校から高校、専門学校、大学と学校施設が多く、住宅街として人気のエリアです。
新宿区全体で取引された土地の平米単価推移を見てみましょう。
- 2018年 82.6万円
- 2017年 79.8万円
- 2016年 75.1万円
- 2015年 68.1万円
- 2014年 62.7万円
新宿区は多様な人が集まる日本を代表する都会
新宿区は人口34万8,275人です(2019年10月1日時点)。
JR「新宿」駅の1日の乗降客数は約350万人と、ギネスブックにも登録されているメガターミナルです。
新宿区は、外国人人口が全体の約10%を占めており、23区で最も外国人が住む区です。また、単身世帯も全体の約63%とこちらも23区中1位です。
新宿区は、繁華街や歓楽街が多い一方で、高田馬場や早稲田といった大学生をはじめとした若い世代に人気のエリアや曙橋や下落合といった落ち着いた住宅街もあり、多種多様な人が暮らすことができる街です。
新宿区の不動産を売却する方法
新宿区の不動産を売却する方法には、大きく分けて、「買取」と「仲介」があります。
・不動産買取
不動産会社に直接不動産を買い取ってもらう方法です。不動産を素早くお金に変えたいときに最適な方法で、オープンハウスの不動産買取サービスを利用すれば最短48時間で不動産を現金化できます。・不動産仲介
不動産業者に依頼して、不動産を買ってくれる人を探す方法です。自分で売却価格を設定できるというメリットがありますが、契約成立時に仲介手数料を取られる上、必ず売却できる保証は無く、売却できるまでに時間がかかることがあります。新宿区で不動産買取を利用するメリット・デメリット
不動産買取のメリット
(1)買い手を探す必要が無い(2)仲介手数料が発生しない
(3)売却から現金化までが早い
(4)形がいびつな土地や、狭小地でも買取が可能
(5)室内の状況を気にせず売れる
(6)契約不適合責任(旧:瑕疵担保責任※)から解放される
(※)瑕疵担保責任とは、マンションや戸建て住宅などを売却した後、一定の期間に欠陥が見つかった場合、売った側が保証しなければならないという義務です。仲介の場合、売った個人が責任を取らなくてはなりませんが、買取であれば、不動産会社が買った時点で個人の瑕疵担保責任は消滅しますので、後になって責任追及される心配はありません。
不動産買取のデメリット
仲介で売却する場合に比べて安い価格(目安としては70~80%程度)になる可能性があります。新宿区の不動産買取ならオープンハウス
オープンハウスは、売れなくて困っている不動産・土地、いびつな土地や古い建物が建ったままの土地でも、積極的に買い取ります。
電話やネットからお問い合わせいただければ、経験を積んだ専門のスタッフが買い取り価格を素早く算出し、24時間以内にお知らせします。価格に納得頂ければ最短48時間で現金化も可能です。
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