東京都豊島区のマンションや戸建てなどの不動産の相場や取引傾向、不動産の査定や買取をどこに依頼すればいいかをご紹介します。
実際に売る際の流れ、不動産会社に直接買取を依頼するメリットについてもまとめました。
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豊島区の不動産価格・相場・売買傾向
東京都豊島区の不動産取引に関するデータを、国土交通省が公開している「土地総合情報システム」から過去5年分を集計しました。「土地総合情報システム」は、不動産取引をした人に対してアンケートを行い、回答データを取引事例として公開しています。
豊島区の中古マンション売買取引相場
2018年、豊島区で行われた中古マンションの売買取引数は268件でした。平均取引相場は3,184万726円・平均平米数は35m2、平米単価は90万4,525円です。
豊島区中古マンション売買取引データ
取引年次 | 平均売却 価格 |
平均平米 | 平均平米 単価 |
2018年 | 3,184万726円 | 35 m2 | 90万4,525円 |
2017年 | 3,017万4,656円 | 35 m2 | 85万5,887円 |
2016年 | 3,158万1,092円 | 37 m2 | 84万6,010円 |
2015年 | 2,899万9,390円 | 36 m2 | 80万5,402円 |
2014年 | 2,887万5,055円 | 39 m2 | 73万8,645円 |
2018年、豊島区内で最も中古マンションの売買取引が行われたのは、東池袋地域65件でした。
東池袋は、JR「池袋」駅東口一帯の繁華街やサンシャイン21などの商業施設などが多い地域です。しかし、南東部分に向かうにつれ寺社や住宅が増え、閑静な住宅地が広がります。地域内には各種学校や大学も多く、学生向けの賃貸マンションも建ち並んでいます。
豊島区全体で取引された中古マンションは、年々価格が上昇傾向にあります。
過去5年の平均マンション平米単価を見てみましょう。
豊島区全体でも、中古マンション価格は上昇傾向です。
過去5年の平均平米単価を見てみましょう。
- 2018年 90.5万円
- 2017年 85.6万円
- 2016年 84.6万円
- 2015年 80.5万円
- 2014年 73.9万円
2018年に取引された豊島区の中古マンションの平均平米単価は90万4,525円と、2014年の73万8,645円から、20万円近く価格が上昇しています。
豊島区の戸建て売買取引相場
2018年、豊島区で行われた戸建ての売買取引数は135件でした。平均取引相場は1億451万8,519円・平均平米数は114m2、平米単価は91万5,045円です。
豊島区の戸建て売買取引データ
取引年次 | 平均売却 価格 |
平均平米 | 平均平米 単価 |
2018年 | 1億451万8,519円 | 114 m2 | 91万5,045円 |
2017年 | 8,001万791円 | 102 m2 | 78万5,972円 |
2016年 | 8,685万1,333円 | 120 m2 | 72万3,761円 |
2015年 | 9,337万5,862円 | 134 m2 | 69万8,813円 |
2014年 | 7,502万1,212円 | 109 m2 | 68万5,410円 |
2018年、豊島区の戸建て売買取引が最も多かったのは長崎地域で、22件でした。
長崎は、西武池袋線「椎名街」駅や「東長崎」駅が最寄りのエリアです。
豊島区の西部に位置しており、昭和初期の時代から芸術を学ぶ学生向けの住宅や、アトリエなどが多いエリアです。
豊島区全体で取引された戸建ても、年々上昇傾向にあります。戸建ての平米単価の推移を見てみましょう。
- 2018年 91.5万円
- 2017年 78.6万円
- 2016年 72.4万円
- 2015年 69.9万円
- 2014年 68.5万円
豊島区の土地売買取引相場
2018年、豊島区で行われた土地の売買取引数は82件でした。平均取引相場は8,179万3,902円・平均面積は132m2、平米単価は63万1,793円です。
豊島区の土地売買取引データ
取引年次 | 平均売却 価格 |
平均平米 | 平均平米 単価 |
2018年 | 8,179万3,902円 | 132 m2 | 63万1,793円 |
2017年 | 7,375万円 | 116 m2 | 63万7,755円 |
2016年 | 6,913万8,835円 | 110 m2 | 64万8,709円 |
2015年 | 5,731万2,500円 | 100 m2 | 56万8,688円 |
2014年 | 6,718万円 | 131 m2 | 51万8,310円 |
2018年、豊島区の土地売買取引が最も多かったのは、千川地域で、10件でした。
千川は、東京メトロ有楽町線・副都心線「千川」駅が最寄りの住宅街です。スーパーや郵便局、飲食店などもあり、池袋からも近いことから広い世帯に人気のエリアです。
- 2018年 63.2万円
- 2017年 63.8万円
- 2016年 64.9万円
- 2015年 56.9万円
- 2014年 51.8万円
豊島区全体で取引された土地の平米単価は、2016年から2018年にかけてほぼ横ばい状態です。
豊島区は待機児童がゼロ!街に変化が起こったきっかけ
豊島区の人口は28万9,817人です(2019年10月1日時点)。
豊島区は、2016年には105人いた待機児童が、2017年・2018年の2年連続ゼロと、待機児童の解消に積極的に取り組んでいます。同区が認可保育園を増やし、対策を講じたきっかけに、2014年に豊島区が「消滅可能都市」に指定されたことがあります。
消滅可能都市とは、民間団体 日本創成会議が発表した「少子化や人口移動などが原因で将来消滅する可能性がある自治体」を指します。豊島区は、人口の転入出が激しく、定住率が低いことや単身世帯の割合が多いことなどから「消滅可能都市」に選ばれました。
そのイメージから脱却するために、同区は公園の整備や待機児童減少などを実施、放置自転車対策として池袋・大塚・巣鴨等で、駐輪場整備など、区民が長く住むことができるまちづくりを目指しています。
豊島区の不動産を売却する方法
豊島区の不動産を売却する方法には、大きく分けて、「買取」と「仲介」があります。
・不動産買取
不動産会社に直接不動産を買い取ってもらう方法です。不動産を素早くお金に変えたいときに最適な方法で、オープンハウスの不動産買取サービスを利用すれば最短48時間で不動産を現金化できます。・不動産仲介
不動産業者に依頼して、不動産を買ってくれる人を探す方法です。自分で売却価格を設定できるというメリットがありますが、契約成立時に仲介手数料を取られる上、必ず売却できる保証は無く、売却できるまでに時間がかかることがあります。豊島区で不動産買取を利用するメリット・デメリット
不動産買取のメリット
(1)買い手を探す必要が無い(2)仲介手数料が発生しない
(3)売却から現金化までが早い
(4)形がいびつな土地や、狭小地でも買取が可能
(5)室内の状況を気にせず売れる
(6)契約不適合責任(旧:瑕疵担保責任※)から解放される
(※)瑕疵担保責任とは、マンションや戸建て住宅などを売却した後、一定の期間に欠陥が見つかった場合、売った側が保証しなければならないという義務です。仲介の場合、売った個人が責任を取らなくてはなりませんが、買取であれば、不動産会社が買った時点で個人の瑕疵担保責任は消滅しますので、後になって責任追及される心配はありません。
不動産買取のデメリット
仲介で売却する場合に比べて安い価格(目安としては70~80%程度)になる可能性があります。豊島区の不動産買取ならオープンハウス
オープンハウスは、売れなくて困っている不動産・土地、いびつな土地や古い建物が建ったままの土地でも、積極的に買い取ります。
電話やネットからお問い合わせいただければ、経験を積んだ専門のスタッフが買い取り価格を素早く算出し、24時間以内にお知らせします。価格に納得頂ければ最短48時間で現金化も可能です。
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