横浜市港北区のマンションや戸建てなどの不動産の相場や取引傾向、不動産の査定や買取をどこに依頼すればいいかをご紹介します。
実際に売る際の流れ、不動産会社に直接買取を依頼するメリットについてもまとめました。
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横浜市港北区の不動産の価格相場・売買傾向
横浜市港北区の不動産取引に関するデータを、国土交通省が公開している「土地総合情報システム」から過去5年分を集計しました。「土地総合情報システム」は、不動産取引をした人に対してアンケートを行い、回答データを取引事例として公開しています。
横浜市港北区の中古マンションの売買取引相場
2019年、横浜市港北区で行われた中古マンションの売買取引数は345件でした。平均取引相場は2,905万6,686円・平均平米数は56㎡、平米単価は54万762円です。
横浜市港北区中古マンション売買取引データ
取引年次 | 平均売却 価格 |
平均平米 | 平均平米 単価 |
2019年 | 2,905万6,686円 | 56 m2 | 54万762円 |
2018年 | 2,921万1,529円 | 55 m2 | 54万7,630円 |
2017年 | 3,043万3,676円 | 57 m2 | 56万5,154円 |
2016年 | 2,860万3,230円 | 55 m2 | 53万3,477円 |
2015年 | 2,764万7,430円 | 56 m2 | 51万6,167円 |
2019年、横浜市港北区内で最も中古マンションの売買取引が行われたのは、新横浜地域で70件でした。
新横浜地域は、東海道新幹線が停車する「新横浜駅」を最寄り駅とし、新幹線の線路を沿うようにして、南北に広がるエリアです。
地域内には「横浜アリーナ」があり、ほかにも北側至近に新横浜公園および日産スタジアムが存しており、平日・休日を問わず人気が賑わっています。
全域が商業エリアであるため、建物は商業ビルやホテルがメインとなっており、現在に至るまで住宅は非常に少ない状況となっています。
横浜市港北区で取引された中古マンションの平均平米単価の推移を見てみましょう。
- 2019年 54万円
- 2018年 54.8万円
- 2017年 56.5万円
- 2016年 53.3万円
- 2015年 51.6万円
横浜市港北区の戸建ての売買取引相場
2019年、横浜市港北区で行われた戸建ての売買取引数は275件でした。平均取引相場は6,264万5,985円・平均平米数は138㎡、平米単価は48万6,747円です。
横浜市港北区戸建て売買取引データ
取引年次 | 平均売却 価格 |
平均平米 | 平均平米 単価 |
2019年 | 6,264万5,985円 | 138 m2 | 48万6,747円 |
2018年 | 6,602万7,381円 | 145 m2 | 48万2,480円 |
2017年 | 6,836万7,117円 | 153 m2 | 47万5,925円 |
2016年 | 6,009万3,208円 | 151 m2 | 45万8,677円 |
2015年 | 6,396万5,706円 | 165 m2 | 46万7,848円 |
2019年、横浜市港北区内で最も戸建ての売買取引が行われたのは、下田町地域で21件でした。
下田町地域は区内北部に存しており、すぐ北側は川崎市となっています。
最寄り駅は、東急東横線および市営地下鉄ブルーライン「日吉駅」です。駅からは少し離れたエリアですが、その分自然に富んでおり、さらに均整の取れた住宅街区が多い特徴のあるエリアです。
日吉駅は慶應大学日吉キャンパスに隣接しており、周辺には学生が多く住んでいることもあり、特に駅東側はスーパーや飲食店など商業施設が充実しています。
下田町地域は日吉駅の西側方向に位置しており、駅への往来時には商業エリアを利用することができるため、自然のある住環境だけでなく買い物しやすさを求めるファミリー層に人気があります。
横浜市港北区で取引された戸建ての平均平米単価の推移を見てみましょう。
- 2019年 48.7万円
- 2018年 48.2万円
- 2017年 47.6万円
- 2016年 45.9万円
- 2015年 46.8万円
横浜市港北区の土地の売買取引相場
2019年、横浜市港北区で行われた土地の売買取引数は99件でした。平均取引相場は8,018万612円・平均平米数は203㎡、平米単価は40万5,010円です。
横浜市港北区土地売買取引データ
取引年次 | 平均売却 価格 |
平均平米 | 平均平米 単価 |
2019年 | 8,018万612円 | 203 m2 | 40万5,010円 |
2018年 | 6,610万6,569円 | 186 m2 | 37万1,847円 |
2017年 | 8,594万5,890円 | 213 m2 | 36万1,455円 |
2016年 | 8,279万1,026円 | 244 m2 | 35万2,914円 |
2015年 | 5,676万993円 | 187 m2 | 33万9,617円 |
2019年、横浜市港北区内で最も土地の売買取引が行われたのは、菊名地域で13件でした。
菊名地域は、区内東側に位置しており、JR横浜線を中心に南北に細長い地形が特徴です。
かねてより住宅エリアとして開発が進められており、現在も東急東横線の最寄り地域として人気が高く、新旧さまざまな住宅が建ち並んでいます。
駅周辺には商業施設が多く、都心へのアクセスに優れる一方で、地勢としては山坂が非常に多いため、需要としては単身者および若年ファミリー層が中心となっています。
横浜市港北区で取引された土地の平均平米単価の推移を見てみましょう。
- 2019年 40.5万円
- 2018年 37.2万円
- 2017年 36.1万円
- 2016年 35.3万円
- 2015年 34万円
横浜屈指の住宅地である横浜市港北区
横浜市港北区の人口は35万5,840人です(2020年5月1日現在)。
港北区は、横浜市北部に位置しており、川崎市との行政境に面しています。区内には、東急東横線をはじめ、J R横浜線、市営地下鉄ブルーライン・グリーンラインが通っており、交通の便が良いエリアです。
また、古くから住宅地の造成が積極的に行われ、今もなお住宅建設が盛んであることから、人口、世帯数、人口増加率ともに横浜市で最多となっています。
横浜市港北区の不動産を売却する方法
横浜市港北区の不動産を売却する方法には、大きく分けて、「買取」と「仲介」があります。
・不動産買取
不動産会社に直接不動産を買い取ってもらう方法です。不動産を素早くお金に変えたいときに最適な方法で、オープンハウスの不動産買取サービスを利用すれば最短48時間で不動産を現金化できます。
・不動産仲介
不動産業者に依頼して、不動産を買ってくれる人を探す方法です。自分で売却価格を設定できるというメリットがありますが、契約成立時に仲介手数料を取られる上、必ず売却できる保証は無く、売却できるまでに時間がかかることがあります。
横浜市港北区で不動産買取を利用するメリット・デメリット
不動産買取のメリット
(1)買い手を探す必要が無い
(2)仲介手数料が発生しない
(3)売却から現金化までが早い
(4)形がいびつな土地や、狭小地でも買取が可能
(5)室内の状況を気にせず売れる
(6)契約不適合責任(旧:瑕疵担保責任※)から解放される
(※)契約不適合責任とは、マンションや戸建て住宅などを売却した後、一定の期間に欠陥が見つかった場合、売った側が保証しなければならないという義務です。仲介の場合、売った個人が責任を取らなくてはなりませんが、買取であれば、不動産会社が買った時点で個人の瑕疵担保責任は消滅しますので、後になって責任追及される心配はありません。
不動産買取のデメリット
仲介で売却する場合に比べて安い価格(目安としては70~80%程度)になる可能性があります。
横浜市港北区の不動産買取ならオープンハウス
オープンハウスは、売れなくて困っている土地、いびつな土地や古い建物が建ったままの土地でも、積極的に買い取ります。
電話やネットからお問い合わせいただければ、経験を積んだ専門のスタッフが買い取り価格を素早く算出し、24時間以内にお知らせします。価格に納得頂ければ最短48時間で現金化も可能です。
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