不動産を(売却)買取するにあたり、必要な書類や、用意するものについて解説します。
不動産買取では何を準備しておけば良いのか。用意する書類やものの取り寄せ方・費用について土地・戸建て・マンションのケース別に紹介します。
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不動産買取に必要な書類一覧表
必要書類 | 土地 | 戸建て | マンション | 取り寄せ方法 費用 |
登記済権利証 (登記識別情報) |
☆ | ☆ | ☆ | 登記完了時に法務局から交付。 紛失の際の本人確認情報作成費用:3~5万程度 |
土地測量図面 境界確認書 |
◎ | ◎ | ー | 購入時に受け取り。 測量費用:確定測量で60〜80万円 |
固定資産税納付通知書 | ◎ | ◎ | ◎ | 固定資産税・都市計画税併せて400円(東京都) |
購入時の売買契約書 | ○ | ○ | ○ | 購入時に受け取り。 |
重要事項説明書 | ○ | ○ | ○ | 購入時に受け取り。 |
建築確認済証 検査済証 |
ー | ◎ | ー | 購入時に交付。役所にて再発行可能 建築物の確認等に関する台帳記載事項証明:1 件400円 |
物件の間取り図 設備の仕様書 |
○ | ○ | ○ | 購入時に受け取り。 |
建築設計図書 工事記録書 |
ー | △ | △ | |
耐震診断報告書 アスベスト使用調査報告 |
ー | △ | △ | |
物件のパンフレットなど | ー | △ | △ | |
マンションの利用規約 | ー | △ | ー |
土地買取に必要な書類解説
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・登記済権利証(登記識別情報):重要度★★★★★
一般的には権利書と呼ばれる書類です。
登記名義人が売却対象の土地の所有者であることを証明します。
平成18年以前は登記済権利書が発行されていましたが、それ以降は登記識別情報に順次に変更されました。
権利書は登記完了時に法務局から交付されます。無くしてしまった場合は再発行はできませんが、本人確認情報を司法書士に作成してもらうことで売却が可能です。
紛失の際の本人確認情報作成費用:3~5万程度
登記名義人が売却対象の土地の所有者であることを証明します。
平成18年以前は登記済権利書が発行されていましたが、それ以降は登記識別情報に順次に変更されました。
権利書は登記完了時に法務局から交付されます。無くしてしまった場合は再発行はできませんが、本人確認情報を司法書士に作成してもらうことで売却が可能です。
紛失の際の本人確認情報作成費用:3~5万程度
・土地測量図面・境界確認書:重要度★★★★
売却する土地の大きさや境界を明らかにする書類です。土地取得の際に受け取っているはずですが、無い場合は測量士や土地家屋調査士に依頼して作成してもらいます。
測量費用:確定測量で60〜80万円
固定資産税納付通知書:重要度★★★★
毎年四月ごろに市役所から届く書類です。固定資産税・都市計画税を計算するために必要です。無くした場合は固定資産税評価証明書を役所に発行してもらえます。
紛失の際の費用: 固定資産税・都市計画税併せて400円(東京の場合)
購入時の売買契約書・重要事項説明書など:重要度★★★
土地を購入した際の資料が残っていれば必ずご用意ください。購入時の状態や価格は査定を出すための参考になります。
戸建て買取に必要な書類・もの
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戸建て買取に必要な書類は、土地買取同様下記の書類が必要です。
・登記済権利証(登記識別情報):重要度★★★★★
・土地測量図面・境界確認書:重要度★★★★
・固定資産税納付通知書:重要度★★★★
・購入時の売買契約書・重要事項説明書など:重要度★★★
これらに加えて下記の書類も用意しておきましょう。
・建築確認済証・検査済証:重要度★★★★
戸建ての取得時に交付される書類です。
どちらも戸建ての建築する際に、必要なものです。
建築確認済証は、工事に着手する前に建築基準法の規定が守られているかをチェックするものです。検査済証は、工事が完了した後に、建築された建物が図面通りに建てられているかを確認する検査をクリアしたことを意味しています。
なくした場合は、再発行できないので、市役所で台帳記載事項証明書を発行してもらいましょう。
建築物の確認等に関する台帳記載事項証明:1件400円
どちらも戸建ての建築する際に、必要なものです。
建築確認済証は、工事に着手する前に建築基準法の規定が守られているかをチェックするものです。検査済証は、工事が完了した後に、建築された建物が図面通りに建てられているかを確認する検査をクリアしたことを意味しています。
なくした場合は、再発行できないので、市役所で台帳記載事項証明書を発行してもらいましょう。
建築物の確認等に関する台帳記載事項証明:1件400円
・物件の間取り図、設備の仕様書:重要度★★★★
物件購入時に受け取っているはずですが、ない場合は登記所の窓口で取得可能です。
取得費用は1件364円です。
取得費用は1件364円です。
・建築設計図書、工事記録書:重要度★★★
建築工事を実行するため必要な書類です。
・耐震診断報告書、アスベスト使用調査報告:重要度★★
耐震基準を満たしているのか、アスベストが使用されている建物かどうかを検査した際に受け取る書類です。必ずあるものではありません
・物件のパンフレットなど重要度★★
新築物件を購入する前に、購入の検討材料として物件のパンフレットをもらっていることがあります。新築時にはどういった物件だったのかなどが分かるため、物件価格の判断材料になります。
マンション買取に必要な書類・もの
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マンション買取に必要な書類は、土地・戸建て買取同様下記の書類が必要です。
・登記済権利証(登記識別情報):重要度★★★★★
・固定資産税納付通知書:重要度★★★★
・購入時の売買契約書・重要事項説明書など:重要度★★★
※マンションのため「土地測量図面・境界確認書」はありません。 また、戸建て買取同様、下記の書類もあれば用意しておきましょう。
・耐震診断報告書、アスベスト使用調査報告:重要度★★★
・物件のパンフレットなど:重要度★★★
マンションの買取では、上記の他に以下の書類もあれば用意しておきましょう。
・マンションの利用規約:重要度★★★
マンションに関わる規約がまとめられた利用規約・管理規約です。
すべての不動産買取に共通して必要な書類・もの
このほかに、どの物件でも共通して以下のものが必要です。
売主本人の身分証明書
運転免許証、パスポート、健康保険所、マイナンバーカード等が必要になります。
実印
住民登録をしている市区町村の役所や役場に、実印申請し、受理された印鑑です。
印鑑証明書
役所の窓口で申請書に記入し、「印鑑登録カード、住民基本台帳カード、個人番号カード、本人確認書類」のいずれかを提出すれば発行できます。1通 300円です。
住民票
不動産を登記している住所と、現在住んでいる住所が違う場合に必要です。発行後3ヶ月以内のものが有効です。1件 300円となっています。
「不動産買取」なら書類を用意する手間が省ける
不動産買取の場合、パンフレットなどの書類が不足していても、最低限の重要書類がそろっていれば問題なく売却が可能です。また、買取に必要な書類のほとんどは、売買仲介においても必要なもののため、「買取」にするか「仲介」にするかで悩まれている方も、上記書類が家に残っているか確認し、取り寄せが必要なものはあらかじめ準備してから査定に取りかかると、スムーズに手続きが進みます。
オープンハウスの不動産買取
オープンハウスは、売れなくて困っている土地、いびつな土地や古い建物が建ったままの土地でも、積極的に買い取ります。
電話やネットからお問い合わせいただければ、経験を積んだ専門のスタッフが買い取り価格を素早く算出し、24時間以内にお知らせします。価格に納得頂ければ最短48時間で現金化も可能です。
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