「親を老人ホームに入れるには、一体いくら費用がかかるのだろう？」と不安に感じていませんか。高額な費用を誰が払うのか、お金が足りない場合はどうすれば良いのかなど、悩みは次々と出てくるものです。この記事では、親の老人ホームに必要な費用の相場から、負担者に関する考え方、費用が払えない場合の具体的な対処法、そして負担を軽減する施設の選び方までを網羅的に解説します。
親が入るといくらかかる？老人ホームの費用の目安
「親を老人ホームに入れるといくらかかるのだろう」、「介護が始まったらどれだけの費用が必要？」と不安になっている方は少なくありません。介護費用の自己負担や入居一時金、日用品の追加費など、見えない出費が重なると想像するだけで不安が募るものです。
対策としては、平均的な相場を把握しておくのがおすすめです。資金計画を立てやすくなり、不安な気持ちも落ち着きやすくなるでしょう。ここでは、介護にかかる平均の費用と老人ホームにかかる費用相場について解説します。
介護費用の平均
公益財団法人生命保険文化センターが発表した「2024年度 生命保険に関する全国実態調査」をもとに計算すると、介護費用の目安はトータルで約542万円にのぼることがわかりました。
調査によると、介護を行った期間の平均は54.5カ月（約4年6カ月）、月額費用の平均は7万8,000円です。これらを掛け合わせると、介護期間中にかかる費用は、合計で約425万円となります。
さらに、介護では、専用ベッドの購入や住宅のリフォームなどの一時的な出費を伴う点も注意が必要です。同調査によると、介護にかかった一時的な費用の平均は47.2万円でした。これらをすべて足すと約542万円になります。
ただし、必要なサービスやモノ、介護期間などはケースバイケースのため、上記はあくまで目安です。親が老人ホームに入るのか、在宅介護になるのかによっても、費用は変動します。参考程度に把握しておくのが良いでしょう。
なお、ここでいう介護費用とは介護全般に掛かる費用のことです。介護施設の利用代金や自宅をリフォームする費用、食事代などがすべて含まれています。
民間の有料老人ホームの費用相場
老人ホームには公的な機関が運営する施設と、民間企業が運営する施設の2種類があります。必要となる費用は、主に入居時に支払う「入居一時金」と、毎月支払う「月額費用」です。
入居一時金には、家賃の一部の前払いという役割があり、施設によっては不要なケースもあります。月額費用は家賃（賃料）、食費、水道光熱費、介護サービス費、管理費などを含んだ、月々支払っていく生活費です。
民間企業が運営する主な老人ホームの種類と費用相場は、次の表が目安です。
＜民間の有料老人ホームの種類と費用相場＞
| 種類 | 入居費用の相場 | 月額費用の相場 |
| 介護付き有料老人ホーム | 0～数千万円 | 15～35万円 |
| 住宅型有料老人ホーム | 0～数千万円 | 15～30万円 |
| サービス付き高齢者向け住宅 | 0～数百万円 | 10～30万円 |
| グループホーム | 0～100万円 | 15～30万円 |
上記の表の通り、入居一時金は施設によって大きく異なります。また、月額費用に含まれるサービスも施設ごとに違うため、どこまでの費用が含まれているのか、事前にしっかりと確認することが大切です。
公的施設の老人ホームの費用相場
公的施設の老人ホームは、国や地方公共団体、社会福祉法人などが運営しています。営利を目的としないため、民間の施設に比べて費用が安価に設定されているのが特徴です。
公的な老人ホームに必要な費用も、主に入居一時金と月額費用で構成されています。
主な公的施設の種類と費用相場は、次の表が目安です。
＜公的施設の老人ホームの種類と費用相場＞
| 種類 | 入居費用の相場 | 月額費用の相場 |
| 特別養護老人ホーム（特養） | 0円 | 10～15万円 |
| 介護老人保健施設（老健） | 0円 | 8～15万円 |
| 介護医療院 | 0円 | 8～15万円 |
| ケアハウス | 数十万円～数百万円 | 7～20万円 |
民間施設と比較して費用は安価ですが、入居のハードルは高い傾向にあります。施設によって要介護3以上が入居条件となるなど、心身の状態に応じた入居基準が設けられています。
また、施設の数自体が多くないため、申し込みをしてもすぐに入れず、数カ月から数年にわたって入居待ちが発生している施設も少なくありません。
介護期間ごと費用の目安
老人ホームだけでなく介護全体でかかる総費用は、介護期間の長さと、どこで介護を受けるかによって大きく変わります。一般的に、在宅介護の費用は平均で月々約5.3万円、施設介護の場合は約13.8万円と、2倍以上の差があります。
たとえば、平均的な介護期間である4年半※のうち、最初の1年半を在宅で、残りの3年間を老人ホームで過ごした場合の費用を試算してみましょう。
- 在宅介護（18カ月）：5.3万円×18カ月=95.4万円
- 施設介護（36カ月）：13.8万円×36カ月=496.8万円
- 介護用ベッドの購入などでかかる一時費用：47.2万円
- 総額：639.4万円（95.4万円+496.8万円＋47.2万円）
こちらは一例として、費用の計画を立てる際の参考にしてみてください。
※生命保険文化センターの調査による「平均4年7カ月」をもととした期間
親の老人ホーム費用は誰が払うもの？
親の老人ホーム費用は、親自身が年金や貯蓄で支払うものなのでしょうか。それとも子どもが支えるべきなのでしょうか。費用の分担に関して、きょうだい間の話し合いや今後の生活との兼ね合いなどの悩みは尽きません。
ここでは、老人ホーム費用の負担に関する考え方について解説します。
「誰が払うべき」という決まりはない
親の老人ホームの費用については、親が、あるいは子どもが必ず支払わなければならない、といった決まりはありません。費用を誰が、どのくらいの割合で負担するかは、家族で話し合って決めるのが一般的です。
具体的な介護プランや費用負担について検討していくためには、親の資産状況を正確に把握しておくことが大切です。親の資産で費用をまかなえるのか、不足分は誰がどのように補うのかを決めるための重要な情報となります。
具体的には、次のような内容を確認しておくと、その後の計画を立てやすくなるでしょう。
- 預貯金（すべての銀行口座）
- 年金収入の金額
- 株式や投資信託などの有価証券
- 生命保険の契約内容
- 不動産（土地・建物）の有無
- ローンなどの負債状況
お金に関する話はデリケートなため、切り出しにくいと感じるかもしれません。しかし、いざ介護が必要になってからでは、落ち着いて話し合う時間が取れない可能性もあります。親子関係が良好なうちに、早めに相談の機会を設けましょう。
親自身が負担するケースが一般的
老人ホームの費用は、一般的には入居する親本人もしくは配偶者が、自身の年金や貯蓄から支払うことが多いでしょう。
まずは親の資産でどのくらいまかなえるのかを確認しましょう。
親の収入が国民年金のみの場合でも、入居できる施設はあります。たとえば「特別養護老人ホーム」「介護老人保健施設」「介護医療院」といった公的な施設です。
このような施設は月額5～15万円ほどで利用できるため、国民年金の平均支給月額（約5.8万円）の範囲内で費用をおさめられる場合もあるでしょう。ただし、公的施設は入居条件が厳しく、要介護認定を受けていないと基本的には入居できません。
親に十分な貯蓄がある場合、その資産を使って老人ホームに入ってもらえると、家族にとっては負担が少ないでしょう。年金だけでは費用が不足する場合や、より選択肢の多い民間の施設を検討する際にも、貯蓄があれば安心です。親とよく話し合い、どの施設を選ぶかしっかりと計画を立てていきましょう。
兄弟姉妹で介護費用を負担することも
親の資産だけでは費用が足りない場合、親の介護費用を子供が負担するケースも少なくありません。法律上、親を扶養する義務は子ども全員に平等にあるため、兄弟姉妹がいる場合は全員で話し合い、協力して費用を分担するのが一般的です。
分担方法はご家庭の状況によってさまざまです。たとえば、親と同居・近居の兄弟が主に介護を担い、遠方に住む兄弟が費用を多めに負担するといったケースや、老人ホームの月額費用を兄弟姉妹で均等に分割して払うやり方などが考えられます。
お金のことは兄弟姉妹間でもトラブルに発展しやすいため、負担割合については事前にしっかりと話し合わなければなりません。話し合いの際は、次のような分担方法を参考にすると良いでしょう。
- 全員で平等に支払う
- 経済的に余裕のある人が多く支払う
- 介護を直接担当できない人が金銭面で多めにフォローする
- 過去に親から援助を受けた額などに応じて負担割合を決める
親を老人ホームに入れるお金がない場合の対処法
ひとり親であるなどで経済的に余裕がない状況であれば、親の介護や老人ホームにかかる費用の問題は深刻になりやすいでしょう。
しかし、すぐに諦める必要はありません。費用が準備できない場合でも利用できる公的な制度や、現在ある資産を活用して資金を作る方法があります。
ここでは、親を老人ホームに入れるお金がない場合に利用できる、具体的な対処法を紹介します。
親の介護のお金がないときの対処法について詳しく知りたい方は、「親の介護のためのお金がない場合の対処法を解説。制度や負担を軽減させる方法はある？」の記事もご覧ください。
各種減免制度や助成制度を利用する
「親の老人ホーム代が払えない」と追い詰められる前に、国や自治体が設けている減免・助成制度の活用を検討しましょう。制度を利用すれば、介護にかかる経済的な負担を大きく軽減できる可能性があります。
制度を活用する具体的なメリットは、介護サービス費の自己負担額が軽くなったり、支払った費用の一部が払い戻されたりすることです。
たとえば、次のような制度を利用できる可能性があります。
- 特定入所者介護サービス費
- 高額介護サービス費
- 高額療養費制度
- 高額医療・高額介護合算療養費制度
これらの制度は所得や資産などが一定の基準を下回る場合に利用でき、支払った費用が税金の控除対象となる場合もあります。
自治体ごとに独自の助成制度を設けている場合もあります。いずれにしても、どの制度が利用できるかは個々の状況によって異なるため、まずは自分の住んでいる地域の地域包括支援センターや市区町村の介護保険担当窓口に相談するのがおすすめです。
リースバック・リバースモーゲージを活用する
自宅を利用した資金調達の方法には「リースバック」や「リバースモーゲージ」が挙げられます。これらは、自宅に住み続けながら資金を得られる方法のため、一見魅力的に思えるかもしれません。
しかし、売却価格が市場価格より大幅に安くなったり、金利変動で将来の負担が増えたりというリスクやデメリットを抱えている点には注意が必要です。仕組みが複雑で、長期的に見ると損をしてしまう可能性も少なくありません。
リースバックとは
リースバックとは、自宅を不動産会社に一度売却し、賃貸契約を結んで家賃を払いながら同じ家に住み続けるサービスです。
一見すると、住み慣れた家を離れずにまとまった資金が手に入るため、メリットが大きいように感じられる方もいるでしょう。
しかし、売却価格は通常の市場価格よりも大幅に安くなるのが一般的です。さらに、売却後は毎月家賃の支払いが発生するうえ、周辺相場より高い金額設定になる傾向があります。
結果として、せっかく得た売却代金が、割高な家賃の支払いで目減りしていく恐れがあります。将来の安心を得るための資金調達のはずが、新たな支払いや不安へとつながることもあるため、慎重な判断が必要です。
「リースバックはやばい」といわれる理由について詳しく知りたい方は、「「リースバックはやばい」といわれる納得の理由。後悔するポイントとは」の記事もご覧ください。
リバースモーゲージとは
リバースモーゲージは、自宅を担保にお金を借り入れ、契約者の死亡後に自宅を売却して借入金を一括返済する金融商品の一種です。
リバースモーゲージには、リースバックと同様、自宅に住み続けられるというメリットがあります。しかし、これはまぎれもなく借金であり、利息が発生する点に注意が必要です。
たとえば、次のようなリスクがあります。
- 変動金利のため、将来的に金利が上昇した場合、返済額が想定よりも膨らむ
- 不動産価格が下落して担保価値が借入額を下回り、不足分を請求される
さらに、利用には厳しい年齢制限や所得要件、対象不動産などの条件があり、誰でも利用できるわけではありません。
リバースモーゲージのデメリットやリスクについて詳しく知りたい方は、「リバースモーゲージのデメリットやリスクを徹底解明。老後資金確保の手段とは。」の記事もご覧ください。
生活保護制度の活用を検討する
どうしても費用がまかなえず、生活に困窮している場合は、生活保護制度の利用も検討しましょう。
資産や能力などをすべて活用しても生活が困難であると認定されれば、国が定める基準にもとづき保護費が支給されます。
「生活保護を受けると施設には入れない」と思われることもありますが、そのようなことはありません。特別養護老人ホームのほか、施設によっては生活保護を受給していても入居できる有料老人ホームは存在します。
諦めてしまう前に、まずはお住まいの地域の地域包括センターやケースワーカーに相談してみましょう。
費用を軽減できる老人ホーム選びのポイント
老人ホームで暮らすには、まとまった初期費用や月々の利用料がかかります。実際に費用を比較してみて、たとえ金額の差があまりないと思っても、介護期間が長引けば総額で大きな負担になりかねません。
少しでも経済的な負担を軽くしたい場合は、ここで紹介する5つのポイントを押さえて老人ホームを探しましょう。
公的な老人ホームを検討する
費用を軽減したい場合に、まず検討したいのが公的な老人ホームです。国や自治体からの補助金で運営されているため、民間の施設に比べて費用が安価に設定されています。
「特別養護老人ホーム（特養）」や「ケアハウス」などが代表例です。入居一時金が不要だったり、月額利用料が低額だったりする施設が多いという特徴があります。
ただし、費用が安い分人気が高く、入居待ちの待機者は多い傾向にあります。また、入居には「要介護3以上」など一定の条件が定められているため、条件を確認しつつ探してみましょう。
郊外や地方の施設も視野に入れる
老人ホームの費用は、立地によっても大きく変動するのが特徴です。エリアを限定せずに郊外や地方の施設まで視野を広げて探すと、費用を軽減できる可能性があります。
一般的に都心部や駅の近くなど、利便性の高い場所にある施設ほど、地価や家賃を反映して利用料が高くなる傾向にあります。一方で郊外の施設は、費用が安いだけでなく、静かで自然豊かな環境で過ごせる点もメリットです。
新築よりも築年数の経った施設を選ぶ
費用を軽減するという観点では、あえて築年数が経過した施設を選ぶのも一つの方法です。
新築や築年数があまり経過していない施設は、設備が新しく綺麗で人気があるため、費用が高めに設定されているためです。
建物が古くても、きちんと清掃やメンテナンスが行き届き、快適な環境を維持している施設は数多くあります。また、運営実績が長い分、介護のノウハウが蓄積されており、質の高いケアが期待できる場合もあります。
相部屋や小規模な部屋を選ぶ
費用を軽減したい場合は、相部屋（多床室）や、専有面積が小さい部屋を選ぶと良いでしょう。特に相部屋は、家賃にあたる居住費を大幅に下げられます。
相部屋だと他の入居者とコミュニケーションを取る機会が増え、孤立を防ぎやすいというメリットもあります。
しかし、プライバシーを重視する親であれば、相部屋によって大きなストレスを抱えてしまうこともあるでしょう。
同じ個室型であっても、タイプによって費用額には大きな差があるため、「一番広い部屋は無理でも、少し小さな部屋なら予算内で済む」といった場合もあるでしょう。親とよく相談のうえ、決めるのがおすすめです。
入居一時金ゼロの施設を探す
入居時に、入居一時金が不要な施設を選ぶと、初期費用を大幅に抑えられます。まとまった資金をすぐに用意できない場合に効果的な選択肢といえるでしょう。
ただし、入居一時金がない施設は、その分、月額利用料が相場よりも高く設定されているのが一般的です。
入居一時金がない施設であっても、長期入居となった場合は、必ずしもお得になるとは言い切れません。トータルでかかる費用をシミュレーションして、比較検討することが重要です。
老人ホーム費用をまかなうには不動産買取も選択肢のひとつ
親が老人ホームへ入居したあとに「実家」をどうするかも、費用の問題と合わせて考えておくべき重要なポイントです。もし誰も住む予定がないのであれば、親の持ち家を売却してまとまった資金を作り、入居費用や月々の支払いに充てるという方法があります。
すぐにでも費用が必要な場合や手間をかけずに売却したい場合には、不動産買取が有効な手段となるケースもあります。
ここで、不動産買取のメリットとデメリットについて詳しく見ていきましょう。
親の代わりに家を売る方法について詳しく知りたい方は、「親の代わりに家を売る方法や注意点、かかる費用を解説」の記事もご覧ください。
不動産買取のメリット
不動産買取のメリットのひとつは、売却から現金化までのスピードが早いことです。
不動産会社が直接の買主となるため、一般の買い手を探す必要がなく、スピーディーに契約が進みます。仲介のように「いつ売れるかわからない」という不安がなく、計画的に資金を準備できるため、施設の入居日に合わせて現金化することも可能です。
そのほかでは次のような点も、不動産買取のメリットといえるでしょう。
- 仲介手数料がかからない
- 内覧対応の手間が省ける
- 「契約不適合責任※」を免責にできる場合もある
- 古くてもリフォーム不要でそのまま買い取ってもらえる
- 家具等の片付けが不要になる場合もある
不動産買取では、仲介に比べると費用や手間がかかりづらいといった特徴があります。
※ 不動産の種類・数量・品質について、契約内容との相違が見られたとき、買主が売主に対して修理費や賠償金などを請求できる制度
家を売却するときの基礎知識について詳しく知りたい方は、「家を売却するときの基礎知識！流れ・税金・不動産会社の選び方【完全ガイド】」の記事もご覧ください。
不動産買取のデメリット
多くのメリットがある不動産買取ですが、仲介で売る場合の市場相場よりも売却価格が低くなる傾向があるのはデメリットです。一般的には、仲介相場の6〜8割程度が買取価格の目安といわれています。
これは、リフォームやリノベーションを施して再販売するための費用や、在庫として抱えるリスクを不動産会社が負担するためです。買取価格は、このようなコストや利益をあらかじめ差し引いた金額として算出されます。
老人ホームの資金調達に不動産買取が適しているかどうかは、現在の状況や家庭の優先事項によって異なります。
親の老人ホーム費用にお困りの場合は、まずは信頼できる不動産会社に相談してみてはいかがでしょうか。
不動産買取のメリット・デメリットについてさらに詳しく知りたい方は、「不動産買取のメリット・デメリット。失敗しない不動産買取のすすめ」の記事もご覧ください。
上手に経済的な負担を減らして老人ホーム費用の不安を解消しましょう
親の老人ホームにかかる費用は大きな負担となるかもしれません。しかし、公的な施設を選んだり各種助成制度を利用したりすれば、負担を軽減できる可能性があります。
実家が空き家になるなどで不動産がある場合は、不動産買取によってまとまった資金を迅速に準備するのも選択肢のひとつです。
高額な費用を前にひとりで悩まず、まずはご家族で話し合い、必要に応じて専門家に相談しながら最適な方法を見つけましょう。早めに準備を始めることが、将来の不安を解消する近道です。
親の家を売却する準備や流れ、税金などについて詳しく知りたい方は、「【完全ガイド】親の家を売る方法とは？後悔しないための準備・流れ・税金まで徹底解説」の記事もご覧ください。
