50代でマンションに住み替えるという選択のメリット・デメリット

50代でマンションに住み替えるという選択のメリット・デメリット

50代になって、老後のことも考えてマンションに住み替えるメリットはたくさんあります。

今回はシニアがマンションに住み替えるメリットと、押さえておきたいデメリットをご紹介します。

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50代でマンションに住み替えるメリット

50代の間に、自宅を住み替えるメリットは、どこあるのでしょうか。特に50代で戸建てからマンションに住み替える場合のメリットをみていきます。

マンションは安全性が高く50代以上も安心

高層階のマンションはセキュリティー性が高く、防犯面で安心できると言われています。具体的にマンションには、次のような設備があり、防犯が充実しています。

1つ目は、マンションに常駐する「管理人の存在」です。ある程度の規模のマンションであれば、敷地内に管理人が常駐しています。
管理人が常駐していると、不審者侵入への抑止や、トラブル防止などが期待でき、いざというときに素早く対処してもらえます。同じ敷地内に建物管理の専門家がいることは、戸建てにはない、マンションならではのメリットといえるでしょう。

2つ目は、マンションに設置されている「防犯カメラ」です。
マンションには、敷地内のさまざまな場所に防犯カメラが設置されており、犯罪者の特定だけでなく犯罪の抑止力としても役立ちます。多いところでは、エントランス・共有スペース・廊下・エレベーター・駐輪場など、建物を包括的に監視してくれます。

3つ目は、不審者の侵入を防ぐ「オートロック」です。
一定規模のマンションの多くは、エントランスのドアにオートロック機能がついています。ロックの解除方法はカード式や暗証番号入力などさまざまですが、固有の開け方でなければ入館もできないため、防犯性は高いといえるでしょう。

50代からの家づくりとシニア向けマンション

50代ではまだまだ身体の衰えを感じない人も多いようです。それでも、将来的な身体の負担を見越すならば、バリアフリー設計や寒暖差の少ない室内構造などが優れている物件へと住み替えると、歳を重ねても安心して暮らせると思います。

具体的に、次のような構造・設備のあるマンションは、50代からの住み替え先に適しているといえます。

  • バリアフリー
  • 手すりの配置
  • 低めの浴槽
  • ゆとりのある間取り

最近では、バリアフリー設計に基づいた物件が多く存在します。理想としては、エントランスから室内まで、段差のないバリアフリー構造のマンションへの住み替えがいいでしょう。

シニア層向けのマンションには、手すりが完備されているものが多く、足がうまく動かなくなったときにも安全に移動が可能です。とくにトイレ周りや浴槽内に手すりがあると、座ってから立ち上がる際に大きな力がいるので、筋肉が衰えてからも比較的楽に生活できます。

また、浴槽の高さにも気を配りたいところです。年齢を重ねシニア世帯になると、腰の高さまで足を持ち上げて出入りする姿勢は身体のバランスを崩しやすく、転倒リスクが高いといわれています。
住み替え先の浴槽の縁は薄め、高さ40㎝程度のものが出入りしやすく、シニア向けの構造です。

さらに、先を見越したゆとりのある間取りも重要です。たとえば、廊下の幅が90㎝あるマンションならば、幅が約70㎝の車椅子でもスムーズに移動できます。

50代でマンションに住み替えるデメリット

納得して売却を実行するためには、住み替え先のメリットだけでなくデメリットの把握も重要です。
50代でマンションに住み替えると生じるデメリットを解説します。

マンションは戸建てとは違って維持費用がかかる

マンションは、物件管理を居住者が行うわけではないので、大きな手間がかからず楽です。しかし、管理を他者に委託しているため、コストがかかります。
マンションに住み替えて必要になる維持費用は、主に「管理費」「修繕積立金」「駐車場使用料」の3つです。

「管理費」とは、マンションを維持するための費用です。共有スペースの清掃や、防犯カメラなどの設備点検をしてもらうための資金は、管理費用から拠出されます。

「修繕積立金」とは、建物の老朽化にともなう修理費用や工事のための費用です。長期修繕計画書に記載されている修繕工事や建築診断といった、長期管理が目的です。

「駐車場使用料」とは、自家用車や自転車を敷地内に留め置く場合の使用料金です。マンションによっては、駐車場の使用料金が無料の場合もあるようです。

マンションには管理規約がある

マンションの管理規約では、原則として、共有スペースの使用方法や管理に関する必要事項が定められます。管理規約に違反した場合はマンション側から処分を受ける可能性があるので、ルールの内容をしっかりと事前に把握しておきましょう。

今まで自由に戸建てで自分の暮らしを送ってきた50代にとって、マンションへの住み替えによるルールの存在は、毎日の生活が窮屈に感じる要因になるかもしれません。

たとえば、バルコニーは専有スペースと思われがちですが、実は共有スペースです。ゆえに、ルールのうえでも、マンションにおける共有スペースとして認識し、利用する必要があります。
また、飼育できるペットの種類や頭数が取り決められていることもあります。今までは戸建てで自由にペットを飼っていた人や老後にペットを飼う予定の人などにとっては、マンションへの住み替えによって不自由を感じるかもしれません。

50代の住み替えに不動産買取がおすすめな理由

50代から老後を見据えて住み替える場合、不動産買取がおすすめです。不動産買取とは、仲介業者に買主を探して貰うのではなく、不動産会社が直接家を買い取る方法のことをいいます。50代の住み替えには不動産買取が良いのでしょうか。

不動産買取なら契約不適合責任(瑕疵担保責任)が免除される

不動産買取は契約不適合責任(瑕疵担保責任)が免除されるため、年齢的にもリスクを抑えたいシニア層にとっては魅力です。

2020年に民法が改正される以前は、「瑕疵担保責任」と呼ばれており、この「瑕疵」とは、端的にいうと物件の欠陥を指します。たとえば、屋根の雨漏りやシロアリ被害、自然災害による躯体の損傷などが瑕疵の事例です。

不動産売却後に物件に瑕疵があるとわかった場合には、原則として、売主が補修の対応をする必要性があります。しかし買主である不動産会社が宅建業者の場合、契約不適合責任(瑕疵担保責任)は免除されるため、後々に補修費用がかかったり契約解除されたりする心配はありません。

不動産買取なら仲介手数料がかからない

不動産会社に仲介してもらって不動産の売却をする場合、不動産会社には仲介手数料を支払う必要があります。仲介手数料は、物件の売却価格によって上限が定められています。

しかし不動産買取では、売手が仲介手数料を支払う必要がありません。シニアにとっての住み替えは、住み替え先の購入だけでなくいろいろな出費の金銭的な負担があります。コストはできるだけ抑える方向で検討してみましょう。

50代からの住み替えは「売り先行」

50代からの住み替えは「売り先行」がおすすめです。売却を先に済ませることで、新しい住まいの購入資金源をあらかじめ確保でき、納得いくまで時間をかけて売り値の交渉ができます。

老後の住み替えに時間をかけすぎるのは、年齢の問題から、できれば避けたいものです。不動産会社に直接家を買い取ってもらう不動産買取なら、条件がまとまればすぐに現金が手に入ります。できるだけ早く高額に物件を買い取ってもらいたい50代は、ぜひ活用したい売却手段です。

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