staff interview

得意な
不動産業務について教えてください。

借地権の売買については社内で一番詳しいと思います。
「借地権は売れない」と思っているお客様が非常に多いのですが、きちんとしたステップを踏めば借地権も適正価格で売却可能です。

借地権の売却に関して具体的にどのような相談が多いのでしょうか？

相続や引っ越しなどを理由に、借地権をどうするか悩まれている方が多いですね。「売りたいけど売れないし、建物を更地にして地主に返すしかないのかな」といったご相談です。

先ほども言いましたが、正しい流れで売却を進めることで借地権の売却はできます。借地権売却の肝となるのは、土地を貸している地主との交渉です。
ただ、売主が地主と交渉しようとしても、地主は不動産業者を窓口にしているケースがほとんどです。地主にはプロの不動産会社がついているのに、売主には味方がいない場合なども多く、そういった際に我々が売主様の側に立って交渉を進めます。

借地権の取引で印象に残っている出来事はありますか？

借地権を売ろうと考えても、地主との関係性が良好ではないことがあります。

ある取引では、借地権者（借地権の所有者）に嘆願書を書いてもらい、私が借地権取引の一切を委任してもらい交渉したことがありました。地主側にも不動産会社がついていて、最初は門前払いで全く話が進まなかったのですが、粘り強く交渉を続けるなかで、次第に心を開いてもらい、売却することができました。

借地権者のお客様から「お願いして正解だった」と言ってもらえたときは、心の底から嬉しかったですね。

業務のなかで大切にしている姿勢や考え方はありますか？

“オーダーメイド”での不動産売却を心がけています。お客様に合わせて売却方法や売却時期を決めて対応します。

実際に担当した案件で、物件の所有者様が高齢で施設に入ることになり、その施設入居費用を捻出するために、所有者様のご子息が売却を検討し相談に来られたことがありました。ただ、その物件には住宅ローンが残っていることや、いずれは所有者様がその物件に戻ってくる可能性もあるとのことで、単純に売却すれば良いというものではありませんでした。

そこで、まず住宅ローンを完済するために売買条件に上手く精算できる資金計画を盛り込みました。また、施設の入居費用に充てる資金も買取代金から分割してお支払いすることで、お客様のご希望通りに売却することができました。

一般的な仲介会社に不動産の売却を依頼すると、売却代金が入金されるタイミングなどが不透明になってしまうことも多いのですが、オープンハウスの不動産買取ならば小出しに代金をお支払いするといったことも可能です（※）。

まず、お客様の「こうしたい」「ああしたい」をヒアリングして、それに合わせていくことが重要だと考えています。

※注＝ご対応できない場合もございます。詳しくは、お問い合わせください。

不動産の売却や買取を依頼する際、良い・悪い不動産会社の見分け方はありますか？

まめに連絡してこない不動産会社は良い会社とは言えません。

売却を検討されているお客様は、不動産会社や家族、ご友人などと相談していくなかで考え方が変わっていきます。良い不動産会社や営業担当者は、まめなコミュニケーションのなかでお客様の「やっぱりこういう風にした方が良いのではないか」という考えの変化をキャッチします。

つまり、逆を返せばお客様も本音で相談することが重要です。そこで、誠意ある対応をしてくれる営業担当者かどうかが見極めのポイントです。

また、営業担当者から売却プランを提案される際に、デメリットとなるようなことを一切説明しない不動産会社も注意した方が良いでしょう。誰しも自身が売りたいと思っている物件の短所を言われれば気分は良くないものですが、そこをはっきり言うことは誠意のある担当営業です。そういったデメリットを言わずして契約を迫ってくるような不動産会社は良い不動産会社とは言えません。

初めての不動産売却を成功させるポイントはありますか。

先ほどの話と被ってしまう部分もあるのですが、良い営業担当者に出会うことです。会社の大小に関わらず、自分のために頑張ってくれる営業担当者と出会えるかどうかだと思います。

そのためには、お客様自身もどのような理由で不動産を売却することになったのか。いくらで売却したいのか、いつまでに売却したいのか、といった、希望をありのまま担当者にぶつけて欲しいですね。そのうえで、自身の希望やライフプランにあわせた売却ができるかどうか、営業担当者の提案を聞いてみてください。

私なら、あなたのご希望通りに不動産を売却する自身があります。

生年月日	1993年10月25日
出身地	鹿児島県
趣味・スポーツ	食事、バスケットボール観戦、サッカー
座右の銘	意志あるところに道は開ける
経歴	2016年4月入社 オープンハウス赤羽センターにて、仲介営業経験後 2018年10月 オープンハウス・ディベロップメント開発事業部に異動。 戸建用地の仕入法人営業を経て 2020年7月より、売主から直接やりとりに特化した部署にて営業。 借地物件の買取実績が多い