浦安市（千葉県）の不動産買取
不動産相場・査定はオープンハウス

千葉県浦安市のマンションや戸建てなどの不動産の相場や取引傾向、不動産の査定や買取をどこに依頼すればいいかをご紹介します。

所有不動産を実際に売却する際の流れ、不動産会社に直接買取を依頼するメリットについてもまとめました。

浦安市の不動産の価格相場・売買傾向

浦安市の不動産取引に関するデータを、国土交通省が公開している「土地総合情報システム」から過去5年分を集計しました。「土地総合情報システム」は、不動産取引をした人に対してアンケートを行い、回答データを取引事例として公開しています。

浦安市の中古マンションの売買取引相場

2020年、浦安市で行われた中古マンションの売買取引数は154件でした。平均取引相場は4,339万2,857円、平均平米数は82㎡、平均平米単価は53万357円です。

浦安市中古マンション売買取引データ

取引年次	平均売却価格	平均坪数	平均坪単価
2020年	4,339万2,857円	82㎡	53万357円
2019年	4,308万714円	82㎡	52万3,550円
2018年	4,021万9,178円	77㎡	52万337円
2017年	4,073万9,865円	80㎡	50万9,463円
2016年	3,907万2,289円	80㎡	49万2,002円

2020年、浦安市の中古マンション売買取引が最も多かったのは日の出地域で、27件でした。

日の出は、浦安市の最東端にある町で、1970年代の埋め立て事業により新設されました。東側に位置するため市内で最も早く日が昇るのを眺められることが町名の由来です。

市で初めての大学、明海大学もあり、職・住・遊・学とさまざまな環境を備えています。
海沿いには公園や緑地も十分に確保されており、住民によるガーデニングや南国リゾートを彷彿させる街並みが美しいです。
日の出を含む、明海・高洲の臨海地区は、海風の街と呼ばれており、さまざまなライフステージに対応した都心近郊型住宅としてまちづくりが進められています。大江戸温泉物語 や、各種ホテルが多く建てられているので、市外からの観光客も多いです。

浦安市で取引された中古マンションの平均平米単価の推移を過去5年分見てみましょう。

2020年が平均平米単価53.0万円と、過去5年で最も高いことが分かります。

浦安市の戸建ての売買取引相場

2020年、浦安市の戸建て売買取引数は117件でした。平均取引相場は6,075万7,265円、平均坪数は38.5坪、平均坪単価は157万6,089円です。

浦安市戸建て売買取引データ

取引年次	平均売却価格	平均坪数	平均坪単価
2020年	6,075万7,265円	38.5坪	157万6,089円
2019年	6,623万8,636円	40.5坪	163万5,775円
2018年	5,954万1,667円	40.2坪	147万9,322円
2017年	6,319万4,444円	44.5坪	142万780円
2016年	5,562万5,000円	41.5坪	147万803円

2020年、浦安市の戸建て売買取引が最も多かったのは東野地域で、22件でした。

東野は、JR京葉線「舞浜」駅と「新浦安」駅が最寄り駅です。東京ディズニーランドまで車で10分程度の地域です。
住宅地が広がっており、学校や市民プール、福祉施設、住宅展示場まであるバランスのよい街です。
また国道や首都高速湾岸線も近接しており、車でのアクセスも便利です。

浦安市で取引された戸建ての平均坪単価の推移を過去5年分見てみましょう。

2020年、浦安市の戸建て平均坪単価は157.6万円。ここ5年で2番目に高い金額です。

浦安市の土地の売買取引相場

2020年、浦安市で行われた土地の売買取引数は30件でした。平均取引相場は1億65万3,333円、平均坪数は55.4坪、平均坪単価は113万4,667円です。

浦安市土地売買取引データ

取引年次	平均売却価格	平均坪数	平均坪単価
2020年	1億65万3,333円	55.4坪	113万4,667円
2019年	6,620万4,167円	70.1坪	107万5,000円
2018年	6,625万8,824円	65.9坪	98万9,118円
2017年	1億1,142万1,379円	57.5坪	95万3,793円
2016年	1億574万3,243円	61.7坪	91万4,595円

2020年、浦安市の土地売買取引が最も多かったのは堀江地域で、6件でした。

堀江は、浦安市の西側に位置する町で、鎌倉時代にあった小さな港が堀江と呼ばれていたことが町名の由来です。町の西側に沿って旧江戸川が流れており、そこを渡ると東京都に入ります。
中心部の「フラワー通り」は浦安でもっとも賑わった通りで、映画館や演芸場がありました。80年代にはテレビで取り上げられ、多くの人が訪れました。

浦安市で取引された土地の平均坪単価の推移を過去5年分見てみましょう。

2020年、浦安市の土地平均坪単価は113.5万円。過去5年で最も高い金額です。

浦安市は犯罪件数が少ない中核都市

浦安市はもともと三方を海と川で囲まれた小さな漁師町でした。1970年代に埋め立て事業を開始し、市の面積が約4倍に拡大したことで人口が増えました。

その後、都市基盤が整備され大きく変貌しました。1981年には市政を施行し浦安市が誕生。その後も東京ディズニーリゾートなどの大型施設が誕生し、中核都市として今に至ります。

浦安市には、JR東日本・京葉線と武蔵野線、東京メトロ・東西線が通っています。都心まで乗り換えずにわずか10数分という利便性から人口が急増しました。上記とは別に、東京ディズニーリゾート内のみを走るディズニーリゾートラインが通っています。他には、京成バス、東京ベイシティ交通の路線バスが市内の各地を走っています。首都高速も各地に伸びており、湾岸線を使って、都心を避けた川崎方面へのアクセスも可能です。また、東京国際空港（羽田空港）は自動車で約20分の場所にあるので、空へのアクセスも良好です。

浦安市の犯罪件数は、近年減少傾向であることも注目ポイントです。2020年の犯罪件数の総数は983件でした。この10年でもっとも犯罪件数の多かった2012年の総数2,688件から比べると、大幅に減っています。また、近くの市町村と比べても、浦安市の犯罪発生件数は少なく、比較的治安の良い地域と言えます。

また、千葉県の中で最も東京寄りに位置する市のひとつで、都内に通勤する人も多いです。都内に比べると、家賃が安く住みやすいです。

浦安市の不動産を売却する方法

浦安市の不動産を売却する方法には、大きく分けて、「買取」と「仲介」があります。

・不動産買取
不動産会社に直接不動産を買い取ってもらう方法です。不動産を素早くお金に変えたいときに最適な方法で、オープンハウスの不動産買取サービスを利用すれば最短48時間で不動産を現金化できます。

・不動産仲介
不動産業者に依頼して、不動産を買ってくれる人を探す方法です。自分で売却価格を設定できるというメリットがありますが、契約成立時に仲介手数料を取られる上、必ず売却できる保証は無く、売却できるまでに時間がかかることがあります。

浦安市で不動産買取を利用するメリット・デメリット

不動産買取のメリット

（1）買い手を探す必要が無い
（2）仲介手数料が発生しない
（3）売却から現金化までが早い
（4）形がいびつな土地や、狭小地でも買取が可能
（5）室内の状況を気にせず売れる
（6）契約不適合責任（旧：瑕疵担保責任※）から解放される

（※）瑕疵担保責任とは、マンションや戸建て住宅などを売却した後、一定の期間に欠陥が見つかった場合、売った側が保証しなければならないという義務です。仲介の場合、売った個人が責任を取らなくてはなりませんが、買取であれば、不動産会社が買った時点で個人の瑕疵担保責任は消滅しますので、後になって責任追及される心配はありません。

不動産買取のデメリット

仲介で売却する場合に比べて安い価格（目安としては70～80％程度）になる可能性があります。